夜明けへの道を配信している動画配信サービス

『夜明けへの道』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

夜明けへの道
動画配信は2025年8月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『夜明けへの道』に投稿された感想・評価

MK
1.5
うーん、アートかぁ…難しい。
時代革命のような作品を期待していたせいかな。

もはや報道されることもなくなり、ネットインフラすら規制されているかのように聞いていてるミャンマーの現状を知りたくて観に来たのだけれど、監督はミャンマーのどんな現状を伝えなかったのだろう…国民が観たらどんな感想をもつのかも気になる。。

それとも情報や表現に対する統制や規制はやはりあって、ありのままに表現することができなかったのかな?

今現在、どんな生命の危険があって、どんな暴力や圧力に国民がさらされていて、どれほど苦しくも悲しい現状にあるのか少しでも知りたかったのだけれど、ほぼ伝わってこなかった。

唯一、ネット配信中に自宅を襲撃された女性の涙ながらの配信が真に迫るものを感じられたくらい。

自撮りっぽい沐浴や喫煙、歌を歌うシーン。コメンテーターのように自国の惨状を抽象的な言葉で語る際も時々なるスマホの着信音。
極めつけの幾度となく出てくる食事のシーンとミスマッチで繋ぎの悪いBGMたち。

国際社会に向けてのメッセージなのか国民を鼓舞するためのメッセージなのか…BGMのなかカメラから遠ざかる監督のシーンとか…

ありのまま惨状を伝えるドキュメンタリーか、なんならプロパガンダ的な作品で気運を高めるようなものなら理解できるのだけれど、あてがわれるBGMにはむしろ気分が阻害されてしまって…本作の意図すらよく分からなくなってしまった。

以前ミャンマーの使節団を二度ほど、それぞれ二週間にわたってつきっきりでアテンドする機会があり、気品があり柔和で美しい倫理観を持つ皆さんの人柄に触れ、とてもミャンマーのことを好きになれた体験もありつつ…

そんな国が今もなお大変苦労されているのは分かっていて観に来たし、監督も大変な決断をしてこの生活を送られていることはわかっていながらこんなレビューして申し訳ない気持ちだけど、アートにこだわられているようなので作品に対してということで…ごめんなさい。。

逃亡劇という観点ならビヨンド・ユートピアは迫力があったな…
ナグ
3.6
お国柄なのか音楽の使い方が雑だったりしたけれど、潜伏しながらの編集だから作品の出来がどうこう言ってられないのも事実なわけで。
今作もだけど、世界ではあらゆる所で理不尽な事が起きていて、今の自分の生活も当たり前ではないんだなと実感した。
odyss
2.5
【共感はするけど】

軍事政権による抑圧的な政治が続いているミャンマー。
その政権から反逆者の烙印を押されて逮捕されかかった映画監督によるドキュメンタリー。
自宅に捜索の手が伸びたので、帰らずに友人知人宅を転々とし、やがて反体制側の軍に入って……という展開。

監督には共感はしますけど、でも率直に言ってドキュメンタリー映画としては面白くないんだな。
なぜかというと、被写体が限られているから。

言うまでもなく軍政の横暴ぶりを直接撮影することはほぼ不可能。即座に逮捕されてしまうから。
だから、監督の自分語りがメインで、それ以外にも軍政により(反体制派の味方だと決めつけられて)家を焼き討ちにされた人々とか、反体制軍側の様子だとかも出てくるのではあるけれど、「この映画を見ればミャンマーの軍政が詳しく分かる」という作品にはなっていない。

監督の自分語りにしても、もう少し工夫の余地があると思うんだよね。
つまり、戦後ミャンマーの歴史とか、軍政の歴史や内実などを分かりやすく説明するといった作業も必要なんじゃないかな。

でも冒頭では監督が昔作ったコメディ作品の映像がしばらく続いたりして、「は?」という印象も。

むろん、こういう状況下だから作品を作ること自体が大変だったというのは分かるけど、でも、映画としての満足度はお世辞にも高いとは言えないんだよね。

残念。

『夜明けへの道』に似ている作品

デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング

上映日:

2021年06月05日

製作国:

上映時間:

83分
4.0

あらすじ

2014年に香港で起きた「雨傘運動」。警官隊の催涙弾に対抗して雨傘を持った若者たちが街を占拠したこの運動に、一人のスーパースターの姿があった。彼女の名前はデニス・ホー。同性愛を公表する香港…

>>続きを読む

丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部

上映日:

2023年07月15日

製作国:

上映時間:

88分

ジャンル:

配給:

  • 海燕社
4.0

あらすじ

ノーベル平和賞候補になり、朝日賞や埼玉県民栄誉賞などを受賞した水墨画で風景画家の丸木位里(1901‐1995)と人間画家の丸木俊(1912‐2000)夫妻は、「日本人側から見た記憶を残して…

>>続きを読む

台湾人生

製作国:

上映時間:

81分
3.7

あらすじ

1895年から1945年までの51年間、日本の統治下にあった台湾で教育を受け、日本語を話すことができる“日本語世代”の人々。酒井充子監督が“日本語世代”の5人にインタビューを行い、当時や戦…

>>続きを読む

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー

上映日:

2022年02月26日

製作国:

上映時間:

107分
4.0

あらすじ

ロシア支配下のチェチェン共和国で国家主導の"ゲイ狩り"が横行している。同性愛者たちは国家警察や自身の家族から拷問を受け、殺害され、社会から抹消されている。それでも決死の国外脱出を試みる彼ら…

>>続きを読む

日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人

上映日:

2020年07月25日

製作国:

上映時間:

98分
4.0

あらすじ

戦後75年目の残留。生き別れた者が伝える、日本という国の今。「私を日本人と認めてほしい!」-フィリピン残留日本人 。「私は日本人。でも言葉がわからないの!」-中国残留孤児。太平洋戦争以前、…

>>続きを読む

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない

上映日:

2025年02月21日

製作国:

上映時間:

95分

ジャンル:

配給:

  • トランスフォーマー
4.1

あらすじ

ヨルダン川⻄岸地区のマサーフェル・ヤッタで⽣まれ育ったパレスチナ⼈の⻘年バーセルは、イスラエル軍の占領が進み、村⼈たちの家々が壊されていく故郷の様⼦を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信し…

>>続きを読む