物に感情があるんじゃないかと一度は誰もが思ったことがあるはずである。本作品は急に亡くなってしまった人が大切な人に寄り添うモノになり、その後をモノの視点で見守るオムニバスの作品である。
亡くなってしま…
それぞれの死亡理由がぜんぶ語られないところとか、"説明の少なさ"がこの作品ではすごくハマっていた。
「お風呂が沸きました」とか公園の放送がキョンキョンの声になってるのもいい。
1話目の会社の女の子…
ようやく見られた、自らの人生を終えてしまった人たちが、最後の「とりつくしま」としてこの世の思い入れのある「モノ」にとりつき、それぞれの特別な人と過ごす時間を描いている映画
原作小説は上記の「とりつ…
どれも良かったけど、自分が取り憑く側になった時を想像すると本当に切なくてやるせなくなった。自分だけ時間が止まったまま、好きな人が変わり続けて生きる姿を見ないといけないのに、その人生に参加したり関与す…
>>続きを読むたまたま時間が空いたので、勢いで観に行ったら、キャスト陣のほんわかトーク付きでした。嬉しい。
以前に原作を読んでおり、まさか娘さんが映画監督さんとは存じ上げず…
ワークショップでキャストを選び、こ…
設定がユニークでおもしろかった。心地よいものがたりだった。あおいの、で赤ちゃんがジャングルジムに手を伸ばしてるところと、おじいちゃんがラジオをかけて踊り出すシーンが、何気ないけどファンタジー感じて良…
>>続きを読む*相当程度のネタバレを含みます。ご注文下さい。
映画を成立させる約束事に真正面から取り組み、その全てを物語の中に昇華した素晴らしい作品だと思いました。
…
あおいの のエピソード好きでした。
特に漫才のふたり。
相方が亡くなった後も毎日毎日、
2人で漫才の練習をしていた公園にきて、
お互いの声は届かなくても、
確かに漫才をしていました。
亡くなった…
亡くなった人が物に「とりつく」ことができる。物視点から見られる人間模様が面白かった。それぞれに未練があって、物を通して見守りたい人がいる。予想よりもユーモラスで、全体に優しい雰囲気が漂う作品。
物…
©ENBU ゼミナール