れいこいるかの作品情報・感想・評価

れいこいるか2019年製作の映画)

上映日:2020年08月08日

製作国:

上映時間:100分

3.8

あらすじ

「れいこいるか」に投稿された感想・評価

米津

米津の感想・評価

3.5
不思議な映画すぎた。予告見て面白くはなさそうって思ってて見てみると、やっぱりそんなに面白くなかった。なのに途中から感情が揺れ動いてもいないのに涙が流れてた。見終わったあとに何故か満足感のある不思議な映画だった。この規模でしかできないと思ったのは演者のビジュアルの変わり具合。売れている俳優だとあそこまで見た目を1作品で変えることはできないと思うし、知らない俳優ばかりだからこそリアリティがあった。この作品は好みが極端に別れそう。
悩んだ挙句の一つの映画館引きこもりday

本日3本目

全然期待していなかった作品でしたが、阪神淡路大震災からの時間軸とそれぞれの時間軸のリンクが良い流れでした

冒頭の部分だけ見たら?となりますが、帰る頃には違う印象に変わっていますよ
辛いことがあってもそれでも人は生きるし、新しい道をみつけるし、道は開いているし、小さい幸せに感謝するし、人を許すし、人を頼る。阪神大震災から25年目にできた映画なんですって。人間讃歌の映画。川屋せっちんは、今は河屋秀俊なんだね。深い演技が素晴らしい。
前半は微妙だと思ってたが、後半で持っていかれた。時空を超えた再会にオリヴェイラを、生きるスピードの違う2人が、すれ違いながらも稀に並走する様に濱口竜介の『親密さ』を想起した。上映後の舞台挨拶でも監督が言っていたが、かなり説明を排除した作りは好みだ。説明の排除は、省略の上手い作り手にのみ許された特権である。チンコ抜けない→指が抜けないの反復に笑ってしまった!
oVERSON

oVERSONの感想・評価

4.4
震災後の20年を5年毎に追った構成の作品。半生ダイジェストみたいになってなくて良かった。
編集で音楽ブツ切りにしない映画は好きだな。
2021-289
ka

kaの感想・評価

4.0
心に負った傷は、一生消えることがない。
でも時間は過ぎるし、毎日歳をとる。
傷は消えないけど、ちょっとどうにかなるかもしれないな、と思える瞬間が生きる希望だ。ラストシーンで涙腺崩壊。生きていればまた会える。それだけで生きられる。明るく生きたいなんてきれいごとみたいだけど、明るく生きていきたいなと思わせてくれました。
sat0mi

sat0miの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

人生いろいろあるよな、っていう描かれ方だけがよかった。苦手だった。
価値観更新されてくれ。
猫

猫の感想・評価

3.9
城定監督の感想に
“なんどでも泣けるよ” 
とあったので覚悟して観ていたら、ベッドシーンでの事件に、ここは笑うべきなのだろうか?とても悩みました(笑)
題名、居るか?の意味にとってましたが、掛けてあったんですね。
下町の人情話というと大げさだけど
声を掛け合う、居場所がある
ってコロナ禍の今だから、増して心に響きました。オレンジ青年との掛け合い、いいな。
こんな街なら暮らしやすそう。
いろんなタイプのダンナが出てきて、経済的に妻は苦しそうだけど(笑)
世の中には色んな人間が居るんだという当たり前を描いて下さってるのが良かった。いちこさんの眼については自分を追い詰めた結果かな?と。
誰と一緒になっても誰と暮らしても
自分は自分。筋の通った強い女性でした。
決してそんな筈はないのだけど
「自分のせい」だと思う気持ちは凄くわかるし、でもそれを
説明的に描いて無かったのもよかった。
23年間
色んな思いをして生きてきたんだろうな……
ラストで胸がジーンとしました。
また機会があったら観たい作品です。

このレビューはネタバレを含みます

子どもを亡くした元夫婦ふたりと
彼らを取り巻く人たちの20数年間。

後悔、懺悔~
心に抱えてるものは、いくつもあるけど
毎日を淡々と過ごしていくしかない。
出会った人から受け取り
出会った人に分け与え
月日が人を変えていくけど
全く変わらずそこにいる存在に
救われていたりもする。

描かれる月日は順に流れるけど
何年経過したかもわからないし
描かれる場所や人物も変わっていく。
でも、どこかで
繋がっているところがいい。

やっと、ふたり一緒に
れいこに向き合えた後
イチコがタスケに声をかける。
「芥川賞はいつとるの?」

イチコは無節操にすぐ男と
デキてしまうけど、相手はいつも
文学にまつわる男だった。
ずっとタスケが、れいこの父が
心にあったのかなぁ。

時の流れを老けメークしたり
大袈裟な台詞回しで
表したりしてないとこが好き。

きっと、この人たちは
今もこの町で、日本のどこかで
暮らしていることでしょう。

みんなが笑顔になれますよう。
「映画芸術」誌による“2020年日本映画ベストテン”にて1位に選出された作品。

“阪神・淡路大震災、あれから25年”という時間の流れに翻弄されながら、進みながら、離れながら…というある男と女の物語。
二人の間には 幼い一人娘がいたんだけど。震災によって命を奪われて…ってそれだけでも大きなことなんだけども。

その裏には また別のドラマがあり、そのドラマの中にも妙なエピソードがあり。
かと思えば スポーンと時が流れて。そこでの二人の距離、周囲の環境の変化があり。

舞台自体は神戸のとあるエリアで、決して大きな話でもなくて。
それでいて そのコミュニティの中だけでも、やけに(普通じゃない)いろんな出来事があって。

そんな展開と向き合いながら ふと感じたのは、翻弄されてるのは 作中の伊智子と太助ではなく、見てるわたくしの方なのかと。

映画のとっかかりとして幼い娘の死はあるんだけど、それを粘着質に引きずってるわけではなく。
それ以外の登場人物が旅立ったり、年老いたり。あるいは街からいなくなったり。

伊智子と太助、それぞれにもいきさつはあって。
そこにいたり、そこにいなかったりも含めて、時は流れて。

いるかいないかはさておき。でも 心の中にはなさそうで、あるんだろうね。
言葉として言うならそういうことなのかな。

序盤の からみのシーン。やけに生々しかったり、「この描写 そんなにいる?」ってほどに長く感じたりしたんだけど。
そもそも いまおか監督がピンク映画出身でもあって。それで こういう濡れ場になってるのかな。

武田暁さん演じる伊智子が、いつも笑顔で明るくて。何事にも不思議とさっぱりとしたスタンスで。
こういう清々しさをもった人って 実際いそうだけど。

あんまり だれ彼かまわずは…しない方がよくない?と。
余計なお世話だけどね。
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