アナトリアの小さな村に住むシリンは、父親が領主に石を投げたことで逮捕され、困窮していた。家族を養うために、領主の紹介する裕福な男に嫁がされそうになるが、かつて結婚の約束を交わしたマフムードを追いかけ…
>>続きを読む1976年 西ドイツ
トルコの農村から訳あって婚約者を追いかけて西ドイツに女性の物語
前半は農村の育ちの素朴な移民の女性が大都会で頑張る健気な雰囲気なのですが、ある事件をきっかけに後半はフィルム…
すごい。劇中での監督とシリンとの対話が新鮮で斬新。監督の言葉を通してより鮮明に浮かび上がるシリンの境遇の酷さ。
ラストもあまりにあっさりしており、終始悲しい。
近年極右政党が台頭し、東ドイツではAf…
僻村での望まない結婚から逃れ、憧れの彼が働く西ドイツへ。
トルコ西独間の雇用協定に乗りケルンへ辿り着く女性の転落模様が、悲しすぎて眩暈する。過酷な生活労働と蔑視の下でも充実した時間や手応えを得る描…
タイトルからてっきり幸せな結婚にたどり着けるものと思っていたのですが、全然違って意外とノワールな内容でしたね。
幸せになって欲しかった😢
2人の女性のナレーションで構成された作りが面白い。
監督と…
演者の台詞にくわえて古いジョージア映画のボイスオーバーの様な演出を施す事でその時その場所を多層的に立体化。搾取·依存の構図がファスビンダー作品を思い起こさせ、ニュージャーマンシネマの残り香漂う末路に…
>>続きを読むイスラーム映画祭 10
ドイツ発音で「ザンダース」
(彼女にとって)最悪の形でマフムードに再開したシリンが見る理想のビジョンと、これを入れ込む編集の鋭さに目を見張る。主演アイテン・エルテンの言う…
「イスラーム映画祭10 ユーロライブ」
アフタートークはドイツ映画研究者 渋谷哲也さん「トルコ系移民とドイツ社会ー映画がもたらした危険な騒動」
1970年代、トルコの農村に住む若い女性シリン。地…
イスラーム映画祭。
写真やモノローグがなんとなくクリス・マルケル的な導入から、だんだんと観ていられない展開に…ちなみに告知でしっかりトリガーアラートはされていました。
女性が悲惨な目に遭う物語がとに…