前作「ゲッベルスと私」と同日鑑賞。
こちらはホロコーストを生き抜いた方の語り。すごくリアル。
彼の住んでいたオーストリアでは、一夜のうちにナチスを人々が受け入れた、という事。
解放後、国はユダヤ人…
アウシュヴィッツなどを経験したユダヤ人の方1人がひたすらに語る話
単にナチス批判でなく、ユダヤ人としてどう生きたのか、ナチスの演説をどう聞いていたか、彼との対話のようだった。
宗教の話は聞いていて…
ヨーロッパにはびこる反ユダヤ主義とナチスの非人道的所業についての証言。早死にや行方不明のきょうだいに馳せる想い、カルネアデスの板的葛藤、施設を出た後に浴びせられる心ない言葉、人道を通すために吐いた嘘…
>>続きを読むカイエ勢やリヴェット以来(?)ホロコーストの表象不可能性に対しては“卑劣”な事をしてはならんという流れを守ってかこちらも素材をそのままに余計な味付けなし。『ショア』『不正義の果て』のような抉り込みは…
>>続きを読む最近「朗読者」を読み終え、「夜と霧」
が強く連想されていて、ジャストなタイミングで本作がかかっていたので鑑賞。なぜ反ユダヤ主義が広まったかが一番気になっていたのに、前半のその部分でうとうとしてしまっ…
ホロコーストについては本を読んだり、映画を観たりして知った気になっていましたが、生還した後も、空爆を受けなくて楽な生活をしてたんだろうなどと言った非難を浴びていたことは初めて知りました。
強制収容所…
過去に4箇所の強制収容所に行くが、ホロコーストを生き延びたユダヤ人マルコ・ファインゴルトさんのモノクロドキュメンタリー作品
105歳というご高齢を感じさせない語り口に当時のリアルな情景を思い浮かべ…