ユダヤ人の私の作品情報・感想・評価

「ユダヤ人の私」に投稿された感想・評価

tarch

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『ゲッベルスと私』に続き、ホロコースト証言シリーズ第2弾。進み方は前作と同様。お昼食べた後だったから、鑑賞前から眠くてヤバイ気はしたが、途中案の定、寝ちゃった、、、でも一応感想を。笑

ファインゴルト氏の学校の先生が反ユダヤだったことから、学校に行かなかくなり、そのおかげで社会の知恵がついたみたいなことを言っていたことは印象深い。自分の目で見て、考え、判断し、行動する。そういったことや色々な偶然が重なり、彼は生き延び、こうした過去を伝える語り部となったのだろう。知らない過去を、知っておく大切さ。
(2022.154本目、映画館57本目)
甲冑

甲冑の感想・評価

3.5
カイエ勢やリヴェット以来(?)ホロコーストの表象不可能性に対しては“卑劣”な事をしてはならんという流れを守ってかこちらも素材をそのままに余計な味付けなし。『ショア』『不正義の果て』のような抉り込みはないが淡々と闇の奥に迫る。ドイツではなくオーストリアの状況が勉強になった。そして第3弾は何とヨーゼフ・メンゲレのそばにいた元少年の証言との事で人間性の極限の話になりそうでああ恐ろしや。とりあえずこの辺は精神に悪いので検索せんとこ…。
Hy

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3.5
1人の語りによる構成
差し挟まれる当時の映像に興味深いものも多く、考えさせられる事も多々あったが、映画としての構成が私には少し残念でした。
nao

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最近「朗読者」を読み終え、「夜と霧」
が強く連想されていて、ジャストなタイミングで本作がかかっていたので鑑賞。なぜ反ユダヤ主義が広まったかが一番気になっていたのに、前半のその部分でうとうとしてしまった。
マルコ・ファインゴルトだけを映した語りのショットと、プロパガンダ映画やアニメ等を交えて話が進んでいく。
ファインゴルトが「人間はやったことをすぐ忘れてしまう」と言っていたが、今回はこの「忘れる」という表現の仕方が引っ掛かった。教育を受けて歴史を学ぶことの必要性を再認識した。
前作「ゲッベルスと私」同様、ソロインタビュー+フッテージ引用というコンセプチュアルな作り。美術館でのインスタレーション的上映とかにも適してる感じする。
ホロコーストについては本を読んだり、映画を観たりして知った気になっていましたが、生還した後も、空爆を受けなくて楽な生活をしてたんだろうなどと言った非難を浴びていたことは初めて知りました。
強制収容所の付近に住んでいた住民に強制収容所での実態を見せていた映像を観た事がありますが、そうした実際に観た人でないと内部のことが分からないんだろうなと。当時の混乱状況を考えれば想像力の欠如と一概に言うことはできないですが。。。
ウクライナとロシアの戦争も嘆き悲しむ人のことを考えれば、自ずと対話という選択肢が生まれると思うのにと映画を観て考えさせられました。
オーストリアがドイツ侵略を両手を挙げて受け入れてたのは驚きました。
戦後、そうした国の恥を認めないのは歴史に学ばないのか。。
また、オーストリアは同じことをしてしまうんじゃないかな?と感じましたね。。
そういえば、ウクライナもロシアの圧政から解放してくれると当初はドイツ侵略を受け入れてたのに後から後悔したんですよねぇ。。
なだ

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3.9
過去に4箇所の強制収容所に行くが、ホロコーストを生き延びたユダヤ人マルコ・ファインゴルトさんのモノクロドキュメンタリー作品

105歳というご高齢を感じさせない語り口に当時のリアルな情景を思い浮かべる。
何度も語り部として辛い思いを伝えたのだろう。

前半は自身の事で人となりがわかる。差し込まれる戦時中の映画ニュースも当時を理解させる。
反戦を声高らかに訴えるのではないが、事実から我々に問いかける。

いつも年配者の話は日本近代史のブラックボックスだと感じている私。
制作がブラックボックスフィルムという名前に共感。
たけ

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3.3
ドキュメンタリーには毎度甘い点をつけてしまいます。
とは言いながら数少ないユダヤ人強制収容所及びそれにめぐる事実を語る語部の貴重な記録です。
ヨーロッパの民族間の断絶や国家の歴史など改めて理解が深まった。今まさに緊迫事態となっているウクライナ問題にも繋がる話だと思いました。
2時間弱とちょっと長いけどたくさんの人に見てほしい映画です。
2時間語りのため、小説を読んでいる時のように想像力が求められる。ただ、その事実は頭の中に鮮明に思い浮かぶし、体験者が語り部ということで見ている最中鳥肌が立つ。
これは私たちが語り継いでいかないといけない映画。
sasha2022

sasha2022の感想・評価

5.0
現存するホロコーストの最後の目撃者。人生で見ておきたい10本に入りそうな作品。道徳、責任、人間の尊厳を問う全人類のための普遍にして不滅の記録。ナチスによるユダヤ人迫害の生存者であるマルコファインゴールドさんの証言ドキュメンタリー。家族を惨殺された想像を絶する苦しみを経験した彼だけど怒りがどんな感情よりも強い原動力になっていることが分かります。再び大きな過ちを起こさないために伝える使命。エンドクレジットの歌が素晴らしい。まさに今までの辛く苦しい証言を未来に繋げる自由と解放。
 

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