新世紀ロマンティクスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

撮られていた素材を繋いで別の物語を立ち上げようとするものの、ジャ・ジャンクーがそういうタイプでも無い気がしてしまう。そんなこちらの固定観念を破ってくれるほどの作品だったかというと疑問。
川の流れが人…

21世紀、この20年の中国の変遷を、どこまでもミクロな視点から描いていく。

変わるものと変わらないもの。

ついている職業、食べているもの、身につけるもの、利用するツール、そういったものが社会の変…

自作引用による過去と現在の結束。多層的な時間軸とコンテクストをなるべくわかりやすいように画面比率を変えて調整してくれてはいるけど、過度に感傷的な変わりゆく故郷への郷愁が日本にいる自分では理解しきれな…

ミレニアム前後からおよそ20年近くの中国の変遷を、チャオ・タオと共に見つめる。
そのチャオ・タオも変わっていくのが、また妙な趣きを感じ、終盤は寂しさも相まったカタルシスを覚えたり。
過去のフッテージ…

早稲田松竹で鑑賞🎬
2000年代の中国社会の移り変わりを2時間に凝縮。電話→携帯→スマホに変化していく。

ダム建設のために街の住民が強制移住。コロナでロックダウン。日本じゃできない政策だろう。
農…

色々な過去の映画からシーンを切り出して、過去の記録を提示しつつ、映画から新しい物語を作り、現在へのストーリーにつなげておりました。
“青の稲妻“のシーンは足りなくて、女性の方が若化粧をしてあのかつら…

この映画について言葉を失いAIに尋ねた。それによれば「『新世紀ロマンティクス』は、『長江哀歌』をはじめとする過去の作品群を「素材」としつつ、21世紀の中国社会の変遷を20年以上のタイムスパンで俯瞰し…

• #ジャ・ジャンクー
• #リン・チャン
• #チャオ・タオ
• #リー・チュウピン

ひさしぶりにジャ・ジャンクーの映画を観た。
『長江哀歌』が好きで、ついつい比較してしまう。容赦なく激動していく中での「ひとりの人」。勿論、一人の物語に象徴することなんてできない。だから、必然的にドキ…