ただ歩いているだけで様になる俳優がいますが、チャオ・タオもその一人でしょう。
「青の稲妻」のバスの座席に何度も張り倒されるチャオ・タオと、「長江哀歌」のミネラルウォーターを延々と飲み続けるチャオ・…
巨匠ジャ·ジャンクー監督がまたまた(「山河ノスタルジア」「帰れない二人」)出身地の山西省を舞台に急激な経済成長を遂げる中国の実像とそこに生きる人々の変貌を描いてます
中国がWTOに加盟し世界の表舞台…
無加工で等身大のすっぴん中国が観られる貴重な作品。映画として面白いと言うことはあまり無かったけれど、観て良かったと思う。
自国上げも自虐も感じない、ニュートラルな中国なんだろうな。平成と言う概念は無…
あらすじ以外事前情報ほぼなしで鑑賞。
想像とはかなり違って(pepperみたいなロボットが出てくると人から聞いてSF的なかんじかと…普通にフィクションだと思った)、ドキュメンタリーをコラージュした…
2000年から2022年って自分もほぼ大人として過ごした時代なので、こんなに変化があったのかと気付かされた。
特に冒頭の女性蔑視的なシーンは隔世の感あり。あの時はあれが普通だったんだよなー。
最後の…
街の変化、人の変化を、実際に22年間の映像で見せてくれる。だからこその臨場感。貧しかった街は高層ビルが立ち並び、AIロボットが案内をする。でも、ダム建設で立ち退かざるを得なかった人たちは、今はどんな…
>>続きを読む観たことを忘れていたが何とも不思議な映画体験だった。
観た人にしかわからないある種の興奮と絶望がないまぜになっている感覚は非常に心地よい。
完全な創作物として小説を書いてそれを物語として映画にするの…
正直なところジャ・ジャンクー監督作品をすべて観ているわけではないのでちゃんとした評価はくだせないし、最初はシナリオの不備が気にかかったのが事実。ある種傲慢な作品なのかもしれない。ただ、自分にとっても…
>>続きを読む眠りに落ちる前の、瞼を閉じている時間みたいな映画
目に映る煌めきや熱狂、悲しみや破壊、大衆と祈り、あらゆる混沌とめまぐるしい変化
一瞬のうちに味わって、同じように忘れていく
変わっていくものと変わら…
48本目
【舞台と時代背景】
2001年:山西省・大同(ダートン)が舞台。かつて炭鉱で栄えたこの街は、産業衰退と失業に苦しみ、地方経済が停滞していた時代
2006年:長江流域に位置する奉節(フ…
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