新世紀ロマンティクスの作品情報・感想・評価

新世紀ロマンティクス2024年製作の映画)

风流一代/Caught by the Tides/We Shall Be All

上映日:2025年05月09日

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

配給:

3.6

あらすじ

『新世紀ロマンティクス』に投稿された感想・評価

正直なところジャ・ジャンクー監督作品をすべて観ているわけではないのでちゃんとした評価はくだせないし、最初はシナリオの不備が気にかかったのが事実。ある種傲慢な作品なのかもしれない。ただ、自分にとっても…

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眠りに落ちる前の、瞼を閉じている時間みたいな映画
目に映る煌めきや熱狂、悲しみや破壊、大衆と祈り、あらゆる混沌とめまぐるしい変化
一瞬のうちに味わって、同じように忘れていく
変わっていくものと変わら…

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ric10
3.0
このレビューはネタバレを含みます

48本目

【舞台と時代背景】

2001年:山西省・大同(ダートン)が舞台。かつて炭鉱で栄えたこの街は、産業衰退と失業に苦しみ、地方経済が停滞していた時代

2006年:長江流域に位置する奉節(フ…

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3.0

「ジンギスカン」が流行ったのは1980年頃だったろうか。ラジオで流れると頭の中で反復して離れなくなるのですぐにラジオを消していた。こう記しているだけで頭の中の何かが踊っている。で、その頃北海道を旅し…

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4.0

チャオ・タオの上着を頭上に掲げる防御的な身振りが2001年から06年(『青の稲妻』『長江哀歌』)まで継続しているが22年にはベストを裏返す身振りとして変奏。上着で防がれた奉節の雨も祝祭的に大同に降り…

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4.1
やりたい放題でビビった。
若干中期たけしのような夢幻が入ってる。
KYO
3.6

過去の映画を再解釈する実験的な映画なのだろうけど、撮りためた映像の切り貼りという印象も否めない。
それでも移動の手段の変化(最後は自分の足で力強く走る)や主人公チャオの台詞がなく表情で伝えてくるもの…

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4.0
このレビューはネタバレを含みます

2025年5月10日 アップリンク京都で鑑賞

ジャ・ジャンクー、圧倒というべきか。
2010年代以降のジャ・ジャンクーが得意とする自身の過去作の引用をこれでもかという形で現在の映像に差し込み、それ…

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この作品をコロナ禍で思い付いたみたいだけど、ずっと昔から漠然としたイメージはあったのかもしれないな。
その当時の素材を組み合わせて作っているから、心に響くものがある。
今でも素材は撮り続けているみた…

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3.8
ストーリーらしいストーリーは無く、背景にあるものの移り変わりを眺める映画。癖になる。

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