世界の作品情報・感想・評価

「世界」に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0
‪「世界」‬
‪賈樟柯の映画は長江哀歌と罪の手ざわり、四川のうた、脚本を担当した山河ノスタルジアしか観た事がなく長年気になってた本作が図書館にあり初見。130分以上の本作は変わり行く中国…とりわけ北京を舞台に人々の苦悩、エネルギーを彼らしい収め方で描写してる作風で劇中の世界公園が良かった。‬
エテ吉

エテ吉の感想・評価

2.9
高く評価されている映画なので、前知識も何もなくツタヤで手に取った私の感想はかなり浅い。あしからず。

世界公園で華やかなダンサーを勤めながら恋愛、結婚、仕事、将来についての漠然とした不安を抱えて…
みたいなあらすじだったので、同じ年代が何か希望が持てるストーリーかと思った、なんか主旨が違ったようだ。
毎回思うけど、リアルな中国の日常を描いた映画って、なんか色味がなくて殺風景だ。殺伐感は、共産主義ゆえのものか…??
どうしても映画に華やかさ(非日常性?)を求めてしまう自分には物足りない。

世界公園のショータイムはすごく華やかだったけど。

映画によって元気をもらいたかったので、気分にはマッチしなかったけど、きっとすごく鋭敏なセンスによって撮られた映画なんだろう、ということは分かった。

しかしもっと明るくしてほしかった。
好き。何もない、やるせない、でもどこか光のある感じ。ふんわりしたことしか言えなくて情けないけど。
主人公の服に鈴がついてて、動くたびに鳴るのがかわいい。色彩の鮮やかなシーンとそうでないシーンとのギャップが良い。あとショーの踊りはまじで最高。
ところどころ挟まるアニメーションは「よくわかんないけど監督がやりたかったんだろうな」という感じで、なくてもいいと思った。
ジャ・ジャンクー監督の極彩色映画。
また、実写映像の合間にアニメ場面を挟むなど、やや実験的要素も感じられる作品になっている。

ダンサーらしき役で登場するチャオ・タオが、いつになく色っぽい。

「世界公園」という実在のテーマパークを舞台に、さまざまな人間模様が描かれている。

ジャ・ジャンクー監督の佳作。
さとう

さとうの感想・評価

3.0
ジャにしては、というより青の稲妻よりは生々しさがないかわりに丁寧に撮られているところが良い。だが、長江哀歌と比べるとそれら2作品の良いとこ取りなので弱く感じる。途中のアニメーションや東京物語のテーマだったり好きなものを入れてるのはわかるが、空回りしてる気がする
ysm

ysmの感想・評価

4.0
剥がれかけた壁。ブルース・リーのストラップ。タイタニックのポスター。CAの夢。不信、友情、若者。
面白いシーンはいくつかあるけど単純に好みじゃなかったなぁ、てか人がいっぱいで誰が誰かわからんかった…

2004年の中国、北京を感じられるのはいい。中国の映画ってあまり見れないからな〜もっと街の様子とか映画に出して欲しい、中国の大量の人が交通機関とか観光地に集まる様子見てるだけで楽しい(のは私だけ?)

中国人の日本に観光に来るおばちゃんたち主人公にしてコメディ映画とか作って欲しいな笑笑
日本の映画には期待していないから、日本の偉い人はアジアの有望な人に金をぶんまわし続けて欲しい。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.5
「1日あれば、世界を見せてあげる」

本物と摸倣の「世界」のお話。

北京の世界公園にはミニチュアにされた世界の名所がある。
ワールドトレードセンター、ビッグ・ベン、ピサの斜塔etc
しかし、そうした建造物は摸倣でしかないし、さらに言えば名所であり、決して「住空間」ではない。

そこで生活する従業員たちは狭い部屋に複数人で住み、そこで寝食をし、時には痴話喧嘩もする。
彼女(彼)たちの住空間はミニチュアの「世界」の端に追いやられている。

その端で彼女たちは現実の世界を自由自在に飛び回る空想を膨らませている。
彼女たちの「本物の世界」は、アニメーションで表現される。

雪や火、空、動物は本物。
うわべだけの煌びやかな世界
方向喪失の感覚
都市って乾燥してるよなぁと昨日渋谷から表参道あたりを歩いていて思った。ミニチュア化された世界にはリアルの世界のあらゆる乾きが凝縮されて集うのかもしれない。出て行こうにも、どこへ出ていけばいいのやら??
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