屋根裏に棲む聖処女と揶揄される入江たか子演じる銀座の洋裁店のお針子の一日は、父に裏切られた母に捧げる白薔薇を花屋で買うことから始まる。冒頭から「5月15日(土)」の日付が花屋のカレンダーのショットで…
>>続きを読む独り者で日々孤独を貪る身としては刺さる話。
同僚に約束をすっぽかされ袋一杯のりんごを手に休日の都内を彷徨う入江たか子の哀愁。
5月15日(土)から17日(月)までとなかなかタイムリーな話。 …
よ、よかった…
主人公の可憐さとともに、何故か容姿端麗なのにとても孤独なこと
そしてとんとん拍子にハッピーエンドにはうまくいかない現実。
女の子たちのまぶしくも慌ただしい日常を垣間見て、モダンなお洋…
銀座の洋裁店に勤める明日子(入江たか子)は最高のドレスを爆誕させる、画面目一杯に左から右へ作り手の女性たちの顔をパンで次第に都会の夜へオーバーラップ。東郷青児風のカレンダーに孤独な夜は自宅の金魚鉢の…
>>続きを読む伏水修の音楽映画。しかし、なぜか開放感に乏しい。お針子たちの歌にしても、『ウエストサイド物語』のお針子たちの明るさが、ここにはなく、職場も女性たちも閉塞感に支配されているのは37年という時代を反映し…
>>続きを読む良い。市川崑の傑作『恋人』も彷彿とさせるような浮わついた3日間の話。お針子たちの労働者映画のような明るく健全な導入から、仕事を終えて帰宅の途に着く入江たか子を襲うどうにもしがたい寂しさ(性的欲求不満…
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