白薔薇は咲けどの作品情報・感想・評価

白薔薇は咲けど1937年製作の映画)

製作国:

上映時間:77分

3.8

『白薔薇は咲けど』に投稿された感想・評価

屋根裏に棲む聖処女と揶揄される入江たか子演じる銀座の洋裁店のお針子の一日は、父に裏切られた母に捧げる白薔薇を花屋で買うことから始まる。冒頭から「5月15日(土)」の日付が花屋のカレンダーのショットで…

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102
5.0
このレビューはネタバレを含みます
孤独であるほどに夢想と期待と願望が膨らんで、膨らめば膨らむほど萎むのも早い。

映画が作られ始めて30年ちょっとの頃だからこそできた、という感触。要は瑞々しい。

いいもの見た~
oi
-
印象に残る表情、カメラワーク、ライティングがたくさんありました。

苦悩する姿も楽しむ姿も美しい。

ラストシーン、グッと来た。
4.1

独り者で日々孤独を貪る身としては刺さる話。

同僚に約束をすっぽかされ袋一杯のりんごを手に休日の都内を彷徨う入江たか子の哀愁。

5月15日(土)から17日(月)までとなかなかタイムリーな話。 …

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銀座のお針子、入江たか子主演のモダンな音楽映画。「東京ラプソディ」等、音楽映画得意の伏見修監督だけに手馴れています。
1990
-

人々の運命とは
時に一緒の時間を過ごし
時にすれ違い
出逢っては別れを繰り返していくもの
ふ
4.3

よ、よかった…
主人公の可憐さとともに、何故か容姿端麗なのにとても孤独なこと
そしてとんとん拍子にハッピーエンドにはうまくいかない現実。
女の子たちのまぶしくも慌ただしい日常を垣間見て、モダンなお洋…

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cil
3.8
良い
饒舌なカット繋ぎ、虚しさを楽観視しようと努める入江たか子の小津的ユーモア
mingo
4.2

銀座の洋裁店に勤める明日子(入江たか子)は最高のドレスを爆誕させる、画面目一杯に左から右へ作り手の女性たちの顔をパンで次第に都会の夜へオーバーラップ。東郷青児風のカレンダーに孤独な夜は自宅の金魚鉢の…

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こ
4.0
このレビューはネタバレを含みます
電話、伝言板
屋根裏
ただ太陽を待つだけの一夜、ぶら下がった金魚、人形、外の光
早慶戦
皮肉の連続じゃ...
止める男もいるだろうが止めないのもまた人生、家庭、自由、、

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