良作。
ダルデンヌ兄弟の兄弟か?!
不法滞在者は即刻国外退去すべしとの立場に一石を投じるであろう映画。
ラストの面談シーンは、『17歳の瞳に映る世界』の問診シーンを彷彿とさせた。
誠実な切実…
シアトル国際映画祭にて。
ギニアからフランスにやってきた若者の難民申請までの数日間。カンヌある視点で主演俳優賞、シアトルでも取ってた。
タイトルにもなっている「スレイマンのストーリー」とは申請まで…
私が街ですれ違った人のなかにもきっと近しい境遇の人がいたんだろうと思った。宙吊りのラストは、仏の移民難民を取り巻く現状を圧倒的なリアリティでもって描き続けてきたこの物語がとれる、(恐らく現時点では)…
>>続きを読む主演俳優が素晴らしいの一言。
スレイマンが自転車でパリの街を駆け抜けるシーンは、
カメラも音響も監督まで自転車で並走したらしい。
センチメンタルな音楽などなく、
街の喧騒や騒音だけが耳に入ってくる…
ギニアからフランスに来た主人公がフードデリバリーの配達員として不法就労しながら、難民申請の面接をするまでの物語。
映像は光と影の陰影が美しく、真冬のパリの街の空気、交通量、曇り空が良い。実際に配達員…
いまからでも遅くないので、どうかあなた自身の物語を聞かせてくれませんか。難民認定のために拵えられた来歴の虚偽をやすやすと見破った面談の女性は、スレイマンに向かって穏やかに語りかける。彼は何度も躊躇を…
>>続きを読むギニアから不法にフランスに入国した若者の、難民申請の面接をするまでの3日間の姿を描くドキュメンタリー・タッチの映画。他人の名義を借りたデリバリー・サービスの仕事、難民として認められるための偽装手続き…
>>続きを読むリアリティがありすぎて辛かった。フランスの都市圏に住んでいるとテント暮らしの移民や難民を日常的に見かけるけれど、自分も含めて見てみぬふりする社会が搾取の構造に加担しているような、やりきれない感じで、…
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