僕の帰る場所の作品情報・感想・評価

「僕の帰る場所」に投稿された感想・評価

Hotoriza

Hotorizaの感想・評価

4.0
現実と非現実の境界線をなくされた感覚になった。ドラマでありドキュメンタリーである…ような。

独特な世界観。子供達にひたすら目を奪われた。良かった。
It’s soooo realistic and found so many problems inside of our society
是枝さんを思わせる、
フィクションであり、
ドキュメンタリーである演出が魅力だった。

先がどうなっていくのか
全くわからないという映画だった
Mari

Mariの感想・評価

3.7
子供が魅力的だった。普通の子が、芝居の世界に入ると、自然すぎて、その子に寄り添ってしまう。純粋な子供の言葉にドキッとした。母と子の血の繋がりが本物だから、僕の答えを一緒に、見つめたくなる。ミャンマーと日本と僕はどちらを思うのかな。子供が可愛くて、家族の幸せを見ることが出来た。布団で、家族みんなで、眠りたい。
これ、すごく良かった。
最初ドキュメンタリーなのかなって
本気で思うほどの
素直な演技とカメラワーク。

お母さんがなかなか笑わないところが
わたしの涙腺をうるうるさせた。
どこにいても、自分が責められているような気がしちゃうのかな。

カウンは、ミャンマーのことを
受け入れられなかったけど
それはミャンマー自体を受け入れないんじゃなくて
「自分がここにいていい」安心感のなさへの怖さだったり、苛立ちの結果なのかなって思ったり。

家出をして、友達ができて遊びまくって
久々に笑顔になって。
お母さんに「友達できた」って。
涙腺うるうる。


これから、外国にルーツを持つ子どもたちは増えるし、幼少期から2カ国以上を行き来する子どもはもっと増えるだろう。
その時に、どれだけ寛容な社会で
いらっしゃい、とか、
おかえりを言えるかってすごくすごく考えていかなきゃいけないなって思った。

また観たいなって思う映画。
こういう映画が観たかった!
あまりに好み過ぎてエンドロールで鳥肌。滅多に買わないパンフレットも衝動的に買ってもうた笑

ミャンマーから日本に移民してきた家族の話。難民申請を巡り、父、母、兄弟の4人家族が揺れ動く。

ここまでリアリティに拘った映画を過去に観たことがない。映画はドキュメンタリー手法で撮影しているので、手ブレが苦手な方は少しキツイでしょうが、フィクションを全く感じさせない作りは一見の価値有りです。親子のやりとりも演技という枠を超えて、素の感情そのものでした。

労働力不足でこれから確実に移民が増えていく中で「住みやすい日本」を目指すために、私たち国民の視点だけではなく、移民からの視点も必要となります。そこに共通しているのは家族の存在。万国共通の視点から日本を見ることで、山積みの問題が解決出来るのかもしれません。
ぜひ多くの人に観てもらいたい作品です。
なんとも言えない。というか何も言えないの方が正しい言い方かもしれない。
よく分からない。

前情報として聞いていたのは、お母さんとその兄弟を演じた役者は、演技未経験で本当に血の繋がった家族ということ。

実際にこの経験をしたのはこの家族ではない。

それを踏まえた上で見たら、あれは演技なのか?って思うところがたくさんあった。
それは上手い下手ではなく。

映画というかドキュメンタリーというか。
あまりにも自然で役を演じているようには思えなかった。

上映後のトークショーで、お兄ちゃん役を演じた方が言ってたというエピソードで、
自分はこの経験をしていないが、日本に住んでいたことのあるミャンマーの人達は情報を共有しているからそこに自分たちも共感が生まれて素直にできた演技だと。

これがもし、本当なら
それだけ自分は感情が動かない人間なんだなと思う。

情に流されやすいとか感情移入しやすいとか思ってたけど、それは偽善の上での、偽りの上での感情なのかもしれない。

子供特有の真っ直ぐな瞳が、
歳を重ねた自分には逸らしたくなるような気持ちにもさせる瞬間があった。

全体を通して、制作部の話も聞いて、
何を作りたかったのか正直僕には分からなかった。ミャンマーの国政や日本の外国人への受け入れ方だったり政治的な話なのか、人間とはという根本的な何かなのか。

分からなかった上で1つ感じたのは、
素直さだなと思った。

僕の知り合いがこの映画を観て書いていた言葉に、

正しさ に抵抗出来るのは 優しさ だけだ。
って書いていました。

正しさは、その時の時代だったり
もっと細かく言えば、その場の空気で変わったりもする。

でも優しさは、常に変わらない。物心ついた時から常に変わらない。自分より相手の気持ちを考えた、相手の都合を優先させているから。

何が正しいかは、分からない。
けど、自分の気持ちに素直に、それは今まで経験してきたこととかで判断するのではなく、本心からの優しさで生活できれば、きっと平和な生活が出来るんだと思う。
たむまりさんが長い間関わっていた映画。いろいろ考えさせられるとてもいい映画。観て良かった。みんなも見てほしい。
非常に難しい問題を取り扱っていて、これをどう見せるのかはとても重要になってくるけど、この映画は見事に釘付けにしてくれた。

ドキュメンタリーの様な、フィクションの様な、見る側をとても意識している、誠意の込もった映画だなと思った。事実にフィクションを加えて、ミャンマーの方達はその流れに乗るのは、体験しているからこそ困難な作業ではなかったのだろう。そのフィクションの入れ方も映画にダイナミズムを生んで効果的だった様に思う。

俳優さんがとても良くて、子供達も凄い。メイキングがあるらしいので見たい。
カウンくんが自分の演技を演技をしていると自覚しているなら本当にやばい。
日本での暗澹とした空気感から一転、ミャンマーには解放された空気感があった。ミャンマーで暮らすお母さんは本当にキレイだった。
でもその空気感の違いがカウンくんの言っていた「日本に無いもの」だとしたら?と、考えてしまった。
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