「ここに来なければ良かった」
またまたショーン・ベイカー監督。
そう思うのは当然な辛い1日…。
配達員、アジア人を見下してる人も多いし
生きづらい場所だなと思った。
英語の勉強する時間すらないんだ…
移民がやってる中華料理屋の長い一日を追ったドキュメンタリー、のようなリアリティに引き込まれて、劇映画であることを忘れてしまいそうなほどだった。誰も好きになれないけど、登場人物がみんな生き生きとしてて…
>>続きを読むショーン・ベイカー作品は4作目でした。
長編2作目の今作は観てきた作品とは全く異なり色彩というところが意図的に凝っていないように見えました。
音楽も無く会話とその場の音や街の音のみ。
知らずに観たら…
不法移民が借金返済のために出前でニューヨークを駆けずり回るも、返済直前で強盗に遭って全てがパーに。そこに現れた親切な男によって金を確保する、という話。
『プリンス・オブ・ブロードウェイ』『タンジェリ…
絶対何か悪いことが起こる。交通事故か、自転車盗難か、店の人にお金取られちゃうか…と見ていたけどもっと酷かった。ここから犯罪に走るとか自殺するとかのドラマ展開ではないところが現実的。妻と子どももいるし…
>>続きを読むあらすじ通り。
中華系の不法移民、ニューヨークで配達の仕事をして借金返済、いつかは妻を呼び寄せて一緒に暮らしたい。
でも、大金を稼げる仕事じゃなくて、不本意なことが起きても、周囲の人たち以外に頼れる…
昨今の商業的成功で忘れかけてたけど、基本的には社会課題に対する問題提起や注意喚起が、ショーン・ベイカー監督作品の起点にあることを再認識。
不法移民は“通報”することが出来ないために犯罪に巻き込まれ…
ドキュメンタリー映画なのかと勘違いするほどのリアル感満載。
はじめは単調な映画なのかなと思っていたけど雨の中ひたすら自転車を漕ぐミンと配達先の多種多様な人たちとのやり取りが面白かった。
気前よくチッ…
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