洗練されたインテリアや衣装に、文学的な台詞が重なりペルモアルモドバル監督の世界観が確立されていた。「尊厳死(=安楽死)」にテーマが置かれ、やや富裕層でインテリ系の人たちのお話だったからまだ独り立ちし…
>>続きを読む生きることを諦めないことが100%正しいとは思わないけど、頼むから巻き込まないで欲しいとは常々思っている…
そして色の組み合わせ方が天才…!イングリッドのバーガンディのコートとコバルトブルーのバッ…
このままどこかで違う選択をするんじゃないかな、と思いながら見ていたけどそんな簡単なことじゃないよね
どうして犯罪になるのかわたしはやっぱりわかんないよ
あまりに小さくて鮮やかな寝顔
悲劇の中でも生き…
終末医療の話でありながら、ベトナム帰還兵のPTSDのことも語られる、
死に対する向き合い方は千差万別というか、間近で死を見たり自分に死が迫ったりするとそのことが人生の全てを上書きしてしまうんだと思う…
死の恐怖と、
死ぬ時を選ぶ尊厳の話
余命宣告された戦争記者のマーサ
死を恐れる作家のイングリッド
ベトナム戦争から戻ってきてPTSDに苦しむフレッド
気候変動や世界政治に絶望する2人のかつての恋人…
スペインの巨匠アルモドバルが安楽死をテーマに撮った1本。
いつもの情熱的な作風とは異なり、淡々と静かに“死”へと向かっていく構成が印象的。
希望や救いはほとんどなく、観終わったあとやるせない気持ちに…
©2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. ©El Deseo. Photo by Iglesias Más.