ザ・ルーム・ネクスト・ドアの作品情報・感想・評価

ザ・ルーム・ネクスト・ドア2024年製作の映画)

La habitacion de al lado/The Room Next Door

上映日:2025年01月31日

製作国:

上映時間:107分

あらすじ

重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。 悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中…

重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。 悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「ドアを開けて寝るけれど もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいないー」と言い、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』に投稿された感想・評価

ナリ
3.8

死ということに対して何を持って死とするのか、また相手の決断に対して、どうするのが正解なのかということを考えてしまう作品でした。
また作品全体を通じて多様性のあり方を感じる描写が多くあったのが印象的で…

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3.4

上映最終週にてようやく鑑賞。
非常に静かで淡々と見せられる。
もしこの立場になったら自分はどんな選択をするだろうと、考えさせられた。身近な人が重病という経験はある程度の年齢になると多かれ少なかれある…

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このレビューはネタバレを含みます

鮮やかな色彩と豊かな自然に囲まれた中での、最期の二人の日々は、観ているだけで穏やかな気持ちになった。クラシカルな映画の作りと音楽の重厚さも本当に素晴らしく、芸術としての映画の魅力をたっぷりと味わえた…

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みさ
4.0
二人の関係も、それぞれの意思も素敵でかっこよかった
たま
-
なんか老いについて語られた映画だったような気がする 直接言及されてはいなかったけど
あとは内容に反したカラフルな色使いが印象的だった 赤が多用されてたのにも意味がありそうだなー
えび
-
それぞれの登場人物たちの死に対する価値観の違いが印象的。ファッションの色使いが素敵。

雪は世界中にかすかに降り続ける
すべての生者と死者の上にかすかに降り続ける

安楽死や自然環境に良いことを選択出来ることは恵まれていることだなと思いました。かといってそれにより個人の抱える問題が解決…

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最近、老後や死に関しての映画が多くなった気がする。或いは自分がそういった類の物をよく見るようになったのか。

自分の老後を見届けて欲しいなんて思った事もないし言われたくもないけど実際死の淵に立ったら…

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