無口な映画でしたけど
ロケーションが語る語る
中国の砂漠地方、砂埃で体中ザラザラしそうな、そうでもないのかな
都市再開発、失敗したのか開発前なのか
コンクリ打ちっぱなしの廃墟が並ぶゴーストタウンみた…
寡黙な主人公と一匹の黒い犬。
少しずつ育まれていく友情。
言葉の紡ぎではなく、多くを情景で見せる。
北京オリンピックを控えた砂漠近くの辺境地が舞台。
とても閉塞的。寂れ具合も酷い。
頻繁に流れる国…
予告を見て雰囲気よさげだったので鑑賞。孤独な男と犬の物語。本作では”街”が主軸の1つになっていて、閑散とした街中と色がくすんだような色調の画面のおかげでオリンピック前とは思えないうら寂しさがある。…
>>続きを読む多分今まで観た劇映画の中で一番犬が出てきた作品だった。2008年のゴビ砂漠周辺が舞台なのだけどディストピアSFくらい荒れ果てている。同じ犬映画っていうのもあってマッテオ・ガローネの『ドッグマン』を思…
>>続きを読む荒廃した街に、無口無表情な男とコントラストのある広角の硬い画。
事実と作家性を同居させる物語と、ラストの皆既日食で過去の自分や街のしがらみから解き放たれる瞬間。
相棒の黒犬を失って、自分も黒犬も「…
2008年、北京オリンピックの開催が迫る中国。
殺人罪で10年間服役していたラン(エディ・ポン)が、ゴビ砂漠の端に位置するさびれた街に戻る。
再開発が進む中、多くの住民が去り、野良犬が大量に増えた…
グァン・フー監督作品。
2008年、北京オリンピック開催直前の中国。青年ランは、かつて誤って友人を死なせた罪で服役していた。刑を終えて故郷へ戻ると、かつて活気があったはずの町は区画整理と人…
去年の今頃、東京国際映画祭、有楽町よみうりホールで見た。
上映後Q&Aで主役の黒い犬はメスだが、映画の中ではオスとして演じているという話を聞いて驚いた。
トレーニングされた賢い犬で穏やかで普段は噛ま…
2024年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀作品賞を受賞した作品である。
いかにもノワールらしい荒涼としたロケーションに殺伐とした雰囲気の映画なのだが、ちょっと西部劇みたいな感じがあり…
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