2008年、男たちの別れ(北京オリンピックの裏で)
昨年のカンヌ映画祭・ある視点部門作を横浜国際映画祭で観た。出所したバイクスタント兼ミュージシャンのラングは野犬駆除のアルバイトをした中で出会った…
横浜国際映画祭にて。
今年ベスト確定。
罪を犯した男と狂犬病疑惑の凶暴な犬の絆が芽生えていく過程が、言葉を極力使わずに男が起こす行動から分かるのが良い。
ロングショットで描かれる犬の群れのシーンはと…
ざらざらした画面が、砂漠近くの街という舞台設定にマッチしていて良い。口数の少ない主人公だけど、行動から読み取れるものが多くて退屈しなかった。背景に置かれた北京オリンピックや明かされない罪など、適度な…
>>続きを読む北京オリンピックの裏では、というのは興味深い。野良犬を追いかけるより餌で釣るとか別の捕獲方法がありそうだけど。
こんなに口数の少ない主人公は珍しい。途中眠気が… ギターを弾いたり犬と落ち着いていく様…
東京国際映画祭にて
現在の中国の状況に物申すような姿勢も感じつつ、同時に「ほんの少し前の良さ」を懐かしむノスタルジックな雰囲気もあり、様々な要素を抱きながらしっかりと地に足つけた強さがある骨太な作…
無口でクールだけどちょっとヌケている主人公を演じたエディ・ポンかっこいい。ワンチャンとじゃれ合っているのかわいい。
北京オリンピックを控えた2008年設定だけど、荒涼とした土地や動物園の風景がどこ…
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