ポップ・アイの作品情報・感想・評価・動画配信

「ポップ・アイ」に投稿された感想・評価

最後の方いきなりCMになったのかと思ってびっくりした
タイの田舎の方殺人事件多くて怖いイメージあるけどこの映画だと長閑でいい人多くて行きたくなっちゃうな
らび

らびの感想・評価

3.5
ほのぼのした、タイ
象と旅する、新鮮だった
最後ポパイの顔から建築の立体映像にかわったところ番組かえたかと少し思った
ローカルあるある。
愛媛では蛇口からポンジュースが出ますし、香川ではウォシュレットからうどんが出ます。北九州では組事務所からロケットランチャーが出ます。
そして、タイのロードムービーは象で移動します!


遠くに工場が見える、田舎の車通りの少ない公道を歩く影。何の特徴もない中年の男と、象。
男はヒッチハイク(!)を試み、何と止まってくれるトラックが!!…象を荷台に乗せ、暫く走るが、些細なことで運転手を怒らせてしまい降ろされる。またトボトボと象と歩く。

…男は建築家のタナー。
数日前にはテレビ番組で、自らが手掛け、今は廃墟化してしまったガーデニアスクエアという大きな複合施設についてコメントしていた。
今のところ経済的には問題無いが、夫婦仲は冷え切ってしまっている。何しろ妻は…。

家に居て心が休まるでもなく、では仕事でもするほか無いが、最近はその仕事の方も…。時代は変わっているのか?俺は置いていかれたのか?
気を落とし、独り歩く職場からの帰り道、観光用、記念撮影をする為の象が佇んでいるのを見てハッとする!…タナーは即決でその象を買い取り家に連れて帰る。タナーは象の事を“ポパイ”と呼んだ。
少年時代、タナーは象が普通に生活の中に溶け込んでいる様な田舎で育ち、その頃を一緒に過ごした、母を亡くした子象こそがポパイだった。
タナーはポパイを生まれ故郷に還すことにした。


タイトル『POP AYE』(ポップ・アイと読みます)と聞くと、なんだかカラフルな若者の青春群像劇とかみたいですが、若者も恋愛もまるで
関係無くて、実際は…
象とおじさんが歩く。歩く。ひたすら歩く。
バンコクから象の生まれ故郷へ戻るってんだから、景色もだんだん寂れたダウナーな雰囲気になっていきます。流石に100分間、象と中年ではキネ旬の文化映画枠になってしまうので、実際はポツリポツリとイベントが発生しますね。
例えば。…休憩のために立ち寄った廃屋に居つく髪ボサボサ髭ボーボーのホームレスの男ディー。彼は”死期を悟った”と和かに言う。唯一の心残りは“妻”とオートバイに乗りたかったなあ…と遠い目。
…とか、或いは、ポパイの飼育許可証が偽物である事が判明し、お巡りさんのお世話になったり。…顔に生々しいアザが残るおかまちゃんと心を通わせたり…。ささやかだけど心に残る出来事の数々が、なんとも脱力感を誘うテンポと相まって緩い笑いを誘います。その一方で、夜の道をバイクで突っ走るホームレスのディーの姿や、疲労で倒れ込むタナーなど、何処か不吉なイメージも同居していて、個人的には北野武のコメディ作品にも近いフィーリングを感じました。

“可哀想な”ポパイの姿にタナーが重ねているのは勿論タナー自身で、故郷に帰りたかったのも彼自身だったのでしょう。それが良い事だと信じていたから。それ故、終盤の想定外の出来事の畳み掛けはなかなか辛いですね…。
帰郷、できる時にしておかないと、命も故郷もずっと有るなんて事ある訳ないものね。

なかなかに地味な作品なのですが、コレがピタッとハマる方も居ると思います。気になる方はぜひご覧ください。

そうそう、エンドロールのキャスト、一番に出てくるのが象のポパイなんですよね。確かに実質主役だった!タナーを背中に乗せてあげるシーンなんて、ちょっと泣きそうになっちゃいましたよ。
よし、ちょっと今日は象を探しながら歩いて帰ります…。
象とおじさんのユルいロードムービー。
象の瞳に気持ちを重ねるから『ポップアイ』は悪くないタイトルだと思う。
実物が街や家の中にいると存在感が凄い。
旅先で出会う人たちがバラエティ豊か。
人には過去を振り返ったり、想いや未練を清算したり、ゆっくりと自分を見つめる時間が必要。

じんわりと心があたたまる、🐘とのロードムービー。^ - ^

#ポップアイ
mamo

mamoの感想・評価

3.3
ゾウとおっさんのロードムービーってことでちょっと期待してた分微妙に。
なんか、惜しいなー。
とにかくオチがよーわからんというか、どーでもいい感。ポパイとおっさんの繋がりがいまいち最後に繋がらん気がした。
bowzZ

bowzZの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画に出てくる動物は、犬や猫でも出演者だから演技している(させられている)としても、この象にはかなりそれが見てとれて作為的でシラケてしまった。
ただタイもだいぶ近代化が進み、これからは象との共存も大変だなあと。そうなると、象は人間に養われる以外居場所がなくなっていく。結局動物園かサーカスしか行き場がなくなるだろうな。象って頭良いしやさしいのに。保護区のような野生でいられる場所が必要なのか。
2020 2.4 観賞
出てくる人がみんな好い人
なんかほっこりします。

このレビューはネタバレを含みます

かつて一流建築家として名を馳せながらも
会社では世代交代という波にのまれ妻にも相手にされないタナーは
偶然、街の中で幼い頃に飼っていた象のポパイに遭遇する。





        ☆ --------------------- ☆





          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓







世間はクソくらえだ!二人で生きよう。
妻や会社にも邪険にされ寂しさを覚える
そんな哀れな自分と重ね合わる象ポパイとの旅。
愛する人をバイクに乗せて…
淡い夢を見るホームレスのディー
トランスジェンダーのジェニーとの出会い。
シュール(下ネタ系)な描写には若干引いたけどそれもご愛敬。
黄色や赤、道に散乱するスイカを食べ
同じビールを呑む、
鼻の頭がヒョウ柄模様のポパイが時折見せる白目が可愛い♡
バッドジーニアス、ホームステイと続き、三度目ましてのタネートさん。
仕事は社長の息子に横取りされるわ、妻とも上手くいかないわで居場所を失ったおじさんが出会った一体の象
子供の頃に手放したポパイを男から買い取り、故郷に帰そうとする一人と一体のロードムービー
全体としてはゆるゆると進むし、劇的なシーンは無いけどそこがタイのローカルっぽいというか。
娼館の人気ナンバーワンのちゃんねーがあんま綺麗じゃないな…奥さんには拒否され、ちゃんねーでもだめで落ち込まないでって言われてたけどやっぱり男としても悲しくなるよね。
スイカのシーンとかポパイに登ろうとモダモダしてる姿がすごく良かった。
悪い人って冒頭の息子くらいであとは全員良い人
浮浪者のおじさんが事故で亡くなったところで携帯を取ったら、その場にいた人がおじさんのバイクを盗んだり持ち物持って行ったり、でも傍から見たらおじさん達のやりとりを知らないから携帯を盗るになるんよな。そして死体が残るのも物悲しい。
出てくる人全員良い人とは言えないけど良い人ばかりで優しい世界。
幸せになって欲しいーーーーーー
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