7年かけて作られたストップモーション映画。
粘土もストーリーも、時間をかけて積み上げられた唯一無二を感じる。
弱者を餌にする強者はいる。それでも知恵を絞って、ライフハックしながら生きていく。そんな…
「メアリー&マックス」のアダム・エリオット監督の最新作。
「メアリー&マックス」が好きすぎて、劇場で三度見した上に、DVDを10枚くらい買って、大事な友達に配って歩くくらいの大ファン。
待ちに待った…
オープニングからすごい。一見ぐちゃあっと散らかり固まる小物ひとつひとつが、実際に作られたものだというのに圧倒され、ぐちゃっと感さえも整えられた世界観にグッと引きいれられる。それからはもう。グレースの…
>>続きを読む『かたつむりのメモワール』を観て
クレイが持つ温度と手触りに、胸がぎゅっと締め付けられた。
語りかけるようなトーンで進む物語には、孤独や血のリアリティ、そして時に性的な生々しさが織り込まれていた
キ…
このレビューはネタバレを含みます
監督のアニメを全作品みてきて、どの作品でも登場人物に精神障害や病気を抱えていたり、不運な出来事が続く内容で一貫されてたが、今作ではそれに加えて友達のお婆さんの存在があったり、救いがある内容だったので…
>>続きを読む2025/06/28
34本目
「かたつむりのメモワール」
「メアリー&マックス」のアダム・エリオット監督の新作。双子のグレースとギルバートの物語。
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向き…
設定はカオスでダークコメディ寄りであるが、内容や雰囲気は非常に重い。が、一応ハッピーエンドである。
この映画を観る際に注意しておいた方がよい点として、少し生々しい性的描写が挙げられる。クレイアニメ…
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