「木漏れ日」「水面に落ちる緑」といった、自然の美しさをありありと捉えたカットが作品にスケール感を与え、キャストやロケーションの少なさという問題をある程度解消している。
繊細な映像に対して、かなり芝…
終始、自然の美しさを堪能。
1958年の高度成長時代。川の上流、山間の集落で暮らす家族少年ユウチャ。紙芝居でみた土地の伝説、美しい男女の悲恋が山と川と滝を背景に映像で映される。ユウチャは伝説を信じ…
えいが日本昔ばなし🙂
なんだか、この映画を観ていて、
おとぎ話を聞かされたような
「まんが日本昔ばなし」を観たような
ちょっと懐かしい感覚になった。
目の前に流れる映像は、まぎれもなく映画の、そ…
伝承が好きな僕の立場からすれば、終盤のオカルトチックな展開も神々しい余韻を感じられた。ただ、どうしてもここで描かれる山々が、作中時間軸の1950年代かそれ以前の光景とは思えず。。当時の山を見ているわ…
>>続きを読む2025-05 8-91
まんが日本昔ばなしの実写を観てる
感覚でした。
何度となくその村に
被害をもたらしている台風
自然災害と村里とそれを守ってくれる
山の池や木々たちとの共存は
いまも昔…
自然と人間と時間
シンプルな物語の中で、自然や音にじっくり浸れるところが良い。
安田顕さんはいつもの雰囲気のままで、ちょっと強過ぎる感じ。大河ドラマとかなら良いけど。
「飲む」という裏技が封じら…
岐阜県長良川流域の土地・民話・伝承からインスピレーションを受けて紡がれる物語。
山間の集落で暮らす少年ユウチャは、ある夏の日、紙芝居を見に行く。
そこで語られたのは、土地に伝わる物語。里の娘・お葉…
いろんな着地点が予想できるけど、自分が想像できるどの結末よりもずっとやさしくて、すべてをやわらかく包み込むような物語だった。改めて、憎いひとがいない物語って安心するな。うつくしい映像も相まってこころ…
>>続きを読む監督の舞台挨拶付き上映で鑑賞。
原作である「長良川スタンドバイミー一九五〇」という小説の映画化の機運が、十数年前から盛り上がっていたものの実現に至らず、今回、金子監督のところに話が回ってきて、やっと…
高度経済成長期から紙芝居を通して村に伝わる伝承の地に繋がる。
派手さは無いけど、静かに、面白かった。
前作『リング・ワンダリング』に空気感が近く好きなタイプ。
川とほとりの澄んだ水がとても綺麗。…
(C)⻑良川スタンドバイミーの会