ここにいる、生きている。 〜消えゆく海藻の森に導かれて〜の作品情報・感想・評価

ここにいる、生きている。 〜消えゆく海藻の森に導かれて〜2024年製作の映画)

上映日:2025年01月10日

製作国:

上映時間:103分

ジャンル:

配給:

4.2

あらすじ

東京から海辺の街へ移住した私は、ある日地元のサーファーがこう話すのを耳にした。磯から海藻が消失する〈磯焼け〉が起きているという。私は驚きの気持ちを抑えきれず、日本各地の海岸を巡りはじめた。 四方を海で囲まれている島国、日本。昔から私たちは豊かな自然の恵みに感謝し、自然を敬いながら暮らしてきた。しかし現在〈気候変動〉の影響は日本の海にも確かに降りかかり、とりわけ〈海藻〉とそれを取り巻く人々の暮らし…

東京から海辺の街へ移住した私は、ある日地元のサーファーがこう話すのを耳にした。磯から海藻が消失する〈磯焼け〉が起きているという。私は驚きの気持ちを抑えきれず、日本各地の海岸を巡りはじめた。 四方を海で囲まれている島国、日本。昔から私たちは豊かな自然の恵みに感謝し、自然を敬いながら暮らしてきた。しかし現在〈気候変動〉の影響は日本の海にも確かに降りかかり、とりわけ〈海藻〉とそれを取り巻く人々の暮らしを壊滅的な状況に追い込んでいる。 日本人にとって海藻は特別な存在だ。海藻ははるか昔から歴代の帝への献上品であり、また地域の神事や和食文化とも深く関わってきた。海藻を失うことは、私たち日本人が千年以上にわたって紡いできた文化を失うことでもある。私たちはいかにして豊かな海藻の森を取り戻し、次世代につないで行くことができるのか。地球規模で急速に進行しつつある気候変動に対して、今を生きる私たちがどうアクションしていくべきかを問うドキュメンタリー。

ナレーション

『ここにいる、生きている。 〜消えゆく海藻の森に導かれて〜』に投稿された感想・評価

5.0

せっかく大好きなウニが大量発生しているのに、昆布を根絶やしにしているため身が入っていなくて売り物にならないとのこと勿体ない
TVでキャベツを食べさせているの見たけどできないのかな?とか
今月からおさ…

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5.0

ぜひ、大人から子供まで観る事をお勧めします。私も東京から逗子に引っ越したので、冒頭の映像、ナレーションでグッと引き込まれ、最後まで集中して観てしまいました。私は海が好きです。でも私が観ていた海は、目…

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観てよかったとしみじみ思いました。
東京を脱出して半年になる私、思えば監督と同じパターンかも?
逗子も舞台と聞きこの地を少しでも知りたいという想いが観る動機でしたが、海藻を通じて、生態系の現在を憂い…

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5.0

素晴らしい作品です。
磯焼けの実態を取り上げて下さって、
ありがとうございました。
実態を認識して初めてアクションを起こせると思います。
一人一人の意識改革で、日常のちょっとした努力で時間が掛かった…

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yabuki
4.5

事実を淡々と伝えるドキュメンタリーかと思ったが、ヒューマニスティックなドラマに溢れていて、最後まで引きこまれて観られる映画だった。テーマである温暖化の問題に対しても、危機感を煽ったりエキセントリック…

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花椒
4.4

海の「砂漠化」が地球規模で発生している
海藻が育たなくなり、ウニが大量発生する(ウニも食べるものがないので中身がなく、売り物にもならない)

ここ数年で砂漠化は一気に進行しており、その対策を実施して…

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3.1

仕事の先輩が映画監督になったと連絡があったので劇場へ行ってきた。たとえば長い歴史の中で恐竜が滅んだように昆布がなくなる日がきてもおかしくない。それでもいま現在水産業や食品関係を生業とする人々にとって…

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 磯焼けという言葉があるそうだ。磯の海藻が減ったりなくなったりすることを言うとのことで、作品内で紹介されている。海水温の上昇やそれに伴う食藻生物の増加などが原因で、地球温暖化の悪影響のひとつだそうで…

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はみ
-

冒頭、逗子の海の映像が。地元のサーファーが「今はもう逗子の海は死んでいる」と語る。よくハイキングで行く逗子、海を眺めてはキレイだと思っていた。でも実はその海の中は海藻が育たず死んでいると言う。海で生…

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2025/06/01 19:00現在

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