中公新書の『日ソ戦争』でも触れられていた満州開拓団における性接待についてのドキュメンタリー。痛切な過去を、しっかり未来に伝え残さなければならないという強い意志を出演者からも製作陣からも感じる。戦争に…
>>続きを読む地獄から帰ってきたらもっと地獄だったというその重みは、どのようにかたどられるの(象る・形どる)か。かつてあった歴史でなく現在もその碑文が建てられたということをめぐって、長い時間をかけてようやく変化す…
>>続きを読む那珂市のミニシアター「あまや座」で「黒川の女たち」を見て来ました。
岐阜県に第二次大戦中に存在した黒川村では、約600名の村民を開拓団として満州に移住させたそうです。
しかし開拓団とは名ばかりで…
最初から期待値高かったのに、見終わって期待を裏切らないどころか、期待以上。
本当に粘り強く取材を重ねた、取材対象に対して誠実な映画である。
それに加えて、映画としての完成度も高い!本当にうまく構成さ…
駐留軍への女性の「接待」が負けた国ではよくあることだとしても、「よくあること」として目を背けてはならない。
無かったこととして、あるいは恥の記憶として忘れ去ろうとすること自体が、被害そのものと同じく…
夏は戦争について知りたいと思い、数々の戦争をテーマにした作品を観に行っています。満蒙政策や、敗戦後の引き上げの際に「性接待」や集団自決、子殺しがあったとの証言は当時、日本が侵略戦争を進める中で、自国…
>>続きを読む(松原文枝監督舞台挨拶付き上映)
80年前の戦時下、国策のもと実施された満州開拓。日本の敗戦色濃くなる中、突如ソ連軍が満州に侵攻してきた。岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰る為に、敵で…
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