映画というよりはドキュメンタリーとして貴重な作品だと思った。
アメリカで「実は幼少期に悪魔崇拝の儀式の生贄になった」という証言が次々に出てきた大パニック騒動のドキュメンタリー。なぜ1人の嘘をここまで…
想像力は毒にもなる。
人間は、怖い話ほど信じてしまう。
幼少期に悪魔崇拝の集団の儀式に巻き込まれたというミシェル。そのトラウマの記憶を引き出した精神科医パズダーが本を出版。それが世間で話題となり、…
キリスト教徒じゃない上に、仏教徒といっても滅多に念仏を唱えないほど宗教という概念が身近でない自分にとって、悪魔崇拝はピンと来ない。しかしかつてキリスト教圏においてこれ程までに悪魔崇拝が社会問題になっ…
>>続きを読む日本では馴染みのないアメリカのサタニック・パニックのきっかけとなった書籍に関するドキュメンタリー。
関係者のインタビューと当時の映像を交えたオーソドックスな構成だが、多少のサブテキストがあった方が理…
本映画はホラーではなく、ドキュメンタリーだと明確に言えるだろう。
広告で謳っている内容はミスリードが否めない。
見る人によって結論付けが難しいが、王道があるとすれば「大衆心理は簡単に洗脳出来るし、…
「Michelle Remembers」、精神科医ラリー・パズダーとその患者ミッシェル・ミスミによって共著された回想録である。作中では、ミッシェルが5歳の頃の14ヶ月に経験した悪魔的儀式虐待をラリー…
>>続きを読む悪夢を見ていたミシェル。ラリーという精神科医の催眠療法によって、その原因が5歳の時に14ヶ月もの間、悪魔崇拝者によって監禁拷問されていた記憶にあると思い出した!
告発するためにミシェルとラリーの共著…
社会派の現代のフェイクニュースやデマに通ずる、以外にも普遍的なテーマを扱うドキュメンタリーだった。
疲れもあってか、前半船を漕いでしまったが、興味深い内容で良かった。
アメリカで実際に起こったサ…
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