アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発の作品情報・感想・評価・動画配信

「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」に投稿された感想・評価

tofu

tofuの感想・評価

3.5
ホロコーストの惨劇が権威者ではなく凡庸な人間の心理にあると疑いそれを実証しようとした社会心理学者のお話。面白い。心理学の授業で鑑賞。
ayk

aykの感想・評価

5.0
タイトルが恐ろしいわりに、中身はすごくスマートな映画。最初は淡々としていてサスペンス感があるが、そういうとこも含めて演出がとてもお洒落。ミルヒマン博士への愛情と興味が湧くいい作品だった。教養としてとても良い。子供向けではないが、家族や恋人とティーブレイクとして見れるような映画。
カメラ目線のナレーションや、わかりやすいはめ込み合成、まるでNHKの歴史ドキュメントみたいな印象。

テレビならいいけど劇場映画としてこの演出は…やっぱ少し厳しいかな?
人間ってやっぱりそんなもんなのかなー
そうだよねー

権力ほしいなー
カメラ目線というか、視聴者に話しかけるタイプの映画
緩急がないからかとっても眠くなる。興味深いと思える内容多かったのにほとんど身にならなかったな。
服従実験をして人はどこまで残酷になれるのか?を描いた作品。アイヒマンの心理などをいくつかの実験を通して論じていく展開なのかと思いきや、まったく違っていた。実験自体は興味深い内容なのに残念。

ナチス/ホロコースト関連20
邦題タイトルだけは関連作品。
『服従の心理』という本で、一躍有名になったスタンレー・ミルグラムの生涯を描いた実録映画。

ナチスの大量虐殺を手助けしたとされるアイヒマンという人物が利用した「権威に対する服従」が本当にあるのかどうか、人が支配される心理をある実験で証明したのがミルグラム。

非人道的と揶揄された実験だったが、後には多大な影響を与えた。
映画としては淡々と物語が進んで大きな緩急もないので、「面白い!」というわけではないが、知識としてはとても興味深くてワクワクした内容だった。彼の著書『服従の心理』も買ってみよう。
suzu

suzuの感想・評価

3.7
アイヒマン関連の関心で視聴
南米の独裁やマフィアの権力のもと拷問に従事する人々の多くが途中から倫理観がどこかいって楽しみ始めていたというのを思い出した。政治学をかじるとすぐ心理学が出てきてしまうので勉強してみたい

論文を読むのはまだ時間がかかってしまうのでとても有名な実験をこうやって紹介してくれる映像はありがたいなあ
Fyohko

Fyohkoの感想・評価

4.0

今週も引き続き
学者縛りの映画鑑賞
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『アイヒマンの後継者
  ミルグラム博士の恐るべき告発』
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先週観た
「ハンナ・アーレント」からの関連作品
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ミルグラム実験とは
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1950年代〜
スタンリー・ミルグラム博士によって
実施された
社会科学実験である
.
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第二次世界大戦中
ナチスドイツ下に於いて行われた
ホロコースト
.
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その責任者である
アドルフ・アイヒマンの名前に由来して
.
「アイヒマン実験」とも言われる
.
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戦後、間もなく
.
ユダヤ人の両親を持つ
ミルグラム博士が行った実験は
.
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道徳的に問題があるコトであっても
権威者の命令に
服従する可能性があるコトを
明らかにした
.
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この実験を実施したコトによって
大学からも、世間からも
嵐のような非難を受けた
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実験前に行われたアンケートでは
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最後まで遂行できるのは
1%にも満たないだろう
.
と、言われていたにもかかわらず
.
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実際には
ほとんどの被験者が
最後まで加担したコトで
.
実験方法への
道徳的な問題が
批判へと繋がった
.
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哲学者である
ハンナ・アーレントと
同じような批判を浴びた
ミルグラム博士
.
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なかなか興味深い話である
.
.
人は、自分の良心を
信用し過ぎてしまう
.
.
そして
良心を否定するような
ファクトを示された時に
過剰に感情的になる
.
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ファクトと道徳心は
分けて考えるべきである
.
と言う主張は
なかなか認めづらい
.
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劇中
キルケゴールの
.
「人生は後ろ向きに理解して
前向きに生きるもの」
.
と言う言葉が
2度も引用されていたのが
印象的だった
.
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まさに、その通りだと思う
.
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そして
以前読んだ本の中で
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科学実験中に、爆発がおこり
学生が怪我をした時
.
大学側から
危険な実験を学生にさせるなと
非難された教授が
.
「危険かどうかを確かめる為の
実験であり
自分が実験して、死んでしまったら
この実証は途中で途絶えてしまう」
.
と言うのを思い出した
.
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学者というのは
純粋過ぎて
なかなか世知辛い商売である
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#休日映画鑑賞
#アイヒマンの後継者
#ミルグラム博士の恐るべき告発
#スタンリーミリグラム
#ホロコースト
#歴史好き
#cotenradio
彼のおかげで私の論文は「歴史学ながら現代へのつながり・発展にも通じる可能性を見せられて面白かった」となかなか良い評価を得られたので、敬意を表して見た。

映画的にどうなのかは分からないけれど、こうして敬意を表して見た私にとってはとても興味深く、ためになる映画だった。

こういう実験、真実を求めるためには100%倫理的でいられないし、過ちを繰り返さないためにも重要で、歴史学者が懸命に整理し残したアーカイブの有効活用だと思うのだけれど、ダメなの?

近年、アイヒマンは実は反ユダヤ主義者だった・途中で反ユダヤ主義者に変わったという考えも歴史学研究者の間で活発になってきていて、まるで彼が特別だったかのように話す人も出てきているのだけれど、ミルグラムの実験を見直せばそうでないと思えるのではないかなと改めて思った。

人間、大罪人が自分と全く違う世界の特別な人「ではない」なんて事実、受け入れられないものなのだろうな。そんなことないのにね。

ところで、何でこんなに邦題が酷いの?ミルグラムはもちろん我らだって、誰もアイヒマンから「後継」されてないわ。やめてくれないかな、こういうの。不快。
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