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ジャスト・ライク・アット・ホーム

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ジャスト・ライク・アット・ホームの作品紹介

ジャスト・ライク・アット・ホームのあらすじ

アメリカからハンガリーへ帰国したアンドラーシュ。根無し草状態の彼は、放し飼いにされていた⽝に惚れ込み、飼い主の少⼥から強引に買い取った。わだかまりを残したふたりは、やがて親⼦とも⾔い切れぬ親密な関係を育んでいく。アンドラーシュのかつての恋⼈アンナも、そんなふたりを気に掛けている。彼⼥はアンドラーシュに、愛を告⽩するが……。

ジャスト・ライク・アット・ホームの監督

メーサーロシュ・マールタ

原題
Olyan, mint otthon/Just Like at Home
製作年
1978年
製作国・地域
ハンガリー
上映時間
109分
ジャンル
ドラマ

『ジャスト・ライク・アット・ホーム』に投稿された感想・評価

4.0
女性監督のパイオニア、ハンガリーの至宝メーサーロシュ•マールタ監督。
只今、日本未公開作品7作含め9作品一挙上映中。
監督作品の鑑賞はこれが6本目。

常に祖国ハンガリーの歴史と社会背景の中で葛藤し、闘う女性を描くことが多い監督だが、この作品は珍しく男性が主役。
それを演じるのは監督と長年に渡り公私でパートナーだったポーランドの俳優ヤン•ノヴィツキ(2人を引き合わせたのはアンジェイ•ワイダ監督らしい)

冒頭に父への献辞で始まるこの作品は、個人的な父親との想い出が込められているように感じた。監督の父ラースローは彫刻家だったがソ連で処刑されている。


◉ストーリー
アメリカに渡ったものの何をも成し得ずハンガリーへ帰国したアンドラーシュ。地元では元々あった人間関係すら揺らぐ状態。昔の恋人アンナ(アンナ•カリーナ)からも拒絶され、居場所の無い男そのもの。たまたま少女ジュジ(ツィンコーツィ•ジュジャ)が連れていた飼い犬を気に入り強引に買取るのだが、納得いかないジュジは追っかけて来る。ジュジは7人姉弟の長女で父親からキツく当たられ居心地が悪かった。アンドラーシュに理想の父親像を求めるのだった。2人はそれぞれが孤独を抱え自然と寄り添うようになる。そこに別れたはずのアンナがやってきてアンドラーシュを奪い合う、まさに女の意地対決が...少女がメイクしていっぱしの女気分で...



男と少女の交流を描いていて、いつもの作品とは傾向が違ったが、牧歌的な農作業を見せたり、口笛が出そうな雰囲気もあり哀愁ありつつも暗さは無い。
ただ、当時9歳の少女を裸にさせて川で泳いだり、髪を洗ってあげたりのシーンはマールタ監督ゆえで(今なら女性監督でもOUTでしょう)ちょっとロリコンへ行くの?と要らぬ心配もしたがギリギリセーフ。唐突な終わり方だったが、根無し草はさてこの後どう生きるのか?



◎ジュジ役のツィンコーツィ•ジュジャのこと。
観ている時は気付かなかったが、ハンガリーの大傑作だと思っている『だれのものでもないチェレ』(1976)のチェレの子だった。←は当時7歳。それを観たマールタ監督が翌年制作の『マリとユリ』(1977)に引き抜いて8歳でユリの娘を演じた。
その後は自然に今作となるのだった。これも良いけど是非是非『だれのものでもないチェレ』も必見です‼︎

この作品の後に『日記』3部作を撮影し、監督本人役をツィンコーツィ•ジュジャが演じ切っているらしい(←観たいのだけど今回は体調イマイチのため断念)
結局、マールタ監督の秘蔵っ子となり、全5本で出演し続けた。
ツィンコーツィ•ジュジャは17歳で出産していて、3部作の2本目『日記 愛する人たちへ』は周りから出演継続を反対されたようだが、監督は演技力を認め使い続けた。監督との相性も良く、それだけの実力者です。
leyla
3.9
アンナ・カリーナが出演するので観たかった作品。冒頭からワクワクする映像で、この監督にしては珍しくアメリカっぽい雰囲気と思ったら、アメリカ帰りの男が主人公でした。

落ち着ける居場所(home)が欲しい男と少女が出会って疑似家族となる物語。親子か恋人か危うい關係に見えた。『レオン』や『都会のアリス』みたいな感じかな。

養子だった監督自身の体験や、子どもの頃にソ連で処刑された父との思い出が反映されているのか、冒頭に「父に捧げる」と字幕がありました。

アメリカに渡ったところで何も得られずハンガリーに戻ってきた侘しい男と、7人兄弟の中で孤独を感じている少女が、犬を通して繋がっていきます。

監督のパートナーでもあり、時々イヤな男を演じているヤン・ノヴィツキが主演。美少女と関わっていく内容なので、変な方向(ロリコンやDV)に行かないかヒヤヒヤしたけどギリギリ大丈夫でした。少女の裸は女性監督じゃなければ穿った見方をしてしまいそう。

少女の方が男に恋心を抱き(ただ取られたくないだけかも)アンナ・カリーナとライバルになる。アンナを負かす強気の美少女が大人っぽくて魅力的でした。この少女はこの後『日記』シリーズで監督本人を演じます。

ヤン・ノヴィツキさんは一昨年に亡くなっていました。今作では身勝手だけど可愛げのある役だったのでちょっと寂しい…
4作まとめレビュー記事はこちら↓
https://cula.jp/2025/11/15/marta-meszaros-review-girl-riddance-home/

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本作の主人公アンドラーシュも、マールタ監督の他の映画の主人公女性たちと似て典型的な”居場所のない男”である。アメリカへ旅立ちハンガリーに帰国したものの、特に何かを得たわけでもなく、それどころか元々あった人間関係さえ失ってしまった根無し草——そんな男として描かれる。

彼と少女ジュジとの交流は、「少女が連れていた犬がどうしても欲しかった」という身勝手で取るに足らない理由から始まる。だがその出会いが、彼と、同じく孤独を抱え何かを背負ったジュジの双方に、予期せぬ変化をもたらしていくのだ。

一歩間違えれば“ロリコン映画”になりかねなそうな危うさを孕みながらも、孤独な男と少女の歪なプラトニックな擬似親子関係が紡がれていく本作は、根無し草たちが手探りで居場所を作り上げていく過程を繊細に捉えている。

アンドラーシュの元パートナー役として登場するアンナ・カリーナの圧倒的な存在感にも注目したい一作だ。​​​​​​​​​​​​​​​​

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