元々サルトルが好きで観たのですがむしろボーヴォワールに視点を置いたような映画でした。
実存主義自体が好きなのもあるのですが、ボーヴォワールがサルトルと関係を続けていく中で愛し、怒り、迷う中で辿り着…
哲学教員選考会、首席サルトル。次席ボーヴォワール。
「必然の関係」と「偶然の関係(浮気)」を認め合う自由恋愛の契約結婚。小市民的なものに背を向けるために受け入れる。
ボーヴァワールが寝た女と関係…
ダイジェスト的な展開の早さだったけど、サルトルとボーヴォワールの歩みをザッと見ることができて、良かったといえば良かった。
ボーヴォワールは、サルトルと出会って幸せになれたのだろうか…?出会わなかった…
フランスの天才哲学者二人の出会いから描いているが、凡人の私には実存主義もよく分かっていない。
第二次世界大戦後、世界がこの二人に熱狂、サルトルのノーベル賞辞退は大きな影響を与えたようだ。
結婚を否定…
原題にある「フロール」とはパリのカフェのこと。
カフェ店主がお客さんに対してあるべき姿勢もまた、実存主義的なのかなとも思った。社会通念から明らかにはみ出しているサルトルやボーヴォワールや"家族"た…
自由だ愛だ哲学(実存)だ、という割には自分という「心の奴隷」ぶりをいつも垣間見せる厄介でヤバいクズカップルクロニクル、ただ2人とも功績はスゴい。
ヒロインのシモーヌ・リュシ・エルネスティーヌ・マリ…
【表層的な映画】
1960年代から70年代にかけて一世を風靡した、そして日本のインテリたちのお手本のような存在だったサルトルとボーヴォワールを、ボーヴォワールの視点から描いた映画です。
ただし映…