雑誌『世界』2025年11月号の李琴峰さんの連載に、属性とアイデンティティのお話があったのですが、そちらが本作を観るに当たっての重要な補助線になると思いますので、ぜひ合わせてお読みいただきたいです。…
>>続きを読む居場所
この作品に出演する皆さんの現実を知ることが出来て良かった。
歴史は根深い、そして知ろうとしなければ知りえないことが多い。
国籍という所属の証明と当人の心情のギャップ。
言葉の壁というが、そ…
中国残留孤児とその家族たちの今を描く、日中合作ドキュメンタリー映画。
監督は『再会長江』の 竹内亮。
あまり期待していなかったのだが、素晴らしいドキュメンタリー。なんかもう、観ている間ずっと涙目。…
日本の第二次世界大戦の敗戦により中国に置き去りにされた中国残留孤児の現在の姿を捉えたドキュメンタリーで、一世から三世に亘るそれぞれの事情がリアルに描かれて引き込まれた。中国残留孤児といえば、自分が子…
>>続きを読むメモ
・満蒙開拓団として日本各地の貧農から多くの日本人が中国東北部に渡り生産活動に従事
・元々住んでいた中国人は土地を奪われる
・敗戦後に、逃げ遅れた日本人女性・子供が現地に留まる事態が多発。
(…
中国残留孤児のドキュメンタリー。今だから撮影できた重要課題ということも理解できるが、一方の事実を伏せたような語り口に、情報操作されているような不快感が残る。
残留孤児1世(幼児期に取り残され、中国…
残留孤児(中国やフィリピンなど)については、何となく聞いたことがあった程度。
実際の状況や人々の受けた苦しみ(今も続いているものも含めて)について見聞きしたのは初めてだったので、詳しく知ることがで…
敗戦後、日本軍が満州から引き上げる時に取り残された日本人が置いていった孤児達のその後の人生、二世三世の人々を追うドキュメンタリー。
勝手にどこか、残酷な運命だったけど日本or中国で過ごせて幸せだ…
上映前に中国語のメッセージが流れる
映画の内容から、取材した事実をストレートに伝えようとする監督の真摯な姿勢が伝わった
ここにも国の政策によって人生振り回された人々の姿があった
自分の周りの中国人の…
©『中国ドキュメンタリー映画祭 In Japan』組織委員会/ワノユメ