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ラルジャン 2Kレストア
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目次

ラルジャン 2Kレストアの作品紹介

ラルジャン 2Kレストアのあらすじ

高校生が軽い気持ちで使った一枚の偽札が、巡り巡って燃料配達員イヴォンの手に渡り、そこから雪崩のように悪が突き進む。

ラルジャン 2Kレストアの監督

ロベール・ブレッソン

原題
L’Argent
製作年
1983年
製作国・地域
フランススイス
上映時間
85分
ジャンル
ドラマクライム
配給会社
エタンチェ、ユーロスペース

『ラルジャン 2Kレストア』に投稿された感想・評価

4.3
【ブレッソン勉強中】
滅多に観られないブレッソン作品を上映していると知って、タイミングがあった『スリ』と『ラルジャン』を観てきました(『白夜』は去年鑑賞済み)😉
ほぼ満席でした🎞️

二作とも初鑑賞でしたが、彼の遺作『ラルジャン』は、鑑賞後あまりに物語が"救いなさ"すぎて茫然としました😰💦

ラルジャンは、フランス語で「お金」「金銭」💵

ブレッソンの独自理論シネマトグラフに基づいた、ほぼ感情表現をしない素人モデルとミニマムな台詞と動きのみで抑制した演出は、前々から馴染めず困惑しましたけど、普通の青年が「偽札」で人生がドン底まで狂って…行くところまで行ってしまう様にドン引き😱💦
全く救いがない…
(原案はトルストイの「にせ利札」。2部構成の前半パート「罪と転落」のみを描いて、後半パート「贖罪と救済」は敢えて描かず)

彼が極端な行動に走る動機(絶望的な状況や裏切りに因って)は理解できます…ですが、極端に振り切れる前後(思考の流れ、もしくは破綻)が意図的に省略されてて「へ?」ってなりました😓
その唐突の変貌ぶりが恐ろしい💦

構図も色彩も音響も動きも計算され尽くされた比類なき総合芸術の高さ✨️

作為性を徹底的に排除し、意識的に構成した要素のみで描き切る孤高さ✨️

「何が起きてるのか?」と本当に目撃しているような不可解さと戸惑い✨️

安直に理解させる暇を与えない…
凄い境地に辿り着いた映画です!

社会の不条理、不公平さ、間の悪さ、他人の欺瞞、運命のいたずら、拭えない絶望感…出てくる人間達が大なり小なり腹黒い奴らだったり自己保身ばかり😰(誰かが割を食う)

その中で聖母のような老女😭

本作を貫く緻密で冷徹な視線

人を狂わせるのは何なのか?

確実にブレッソン映画でしか体験できない世界があります。まだまだシネマトグラフのこと、僕は分かっていません😥(パンフレット読んでも、よく分からず💦)

もう少し、巨匠ブレッソンを学ばなきゃ!
Blu-rayで持ってる『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』も見なきゃ!
上映中にまた本作を観に行こうかな?

故にブレッソン勉強中です😅
同時期にやっていた『チャオ・パンタン』(1983)もいつか観たいです。
「映画館で観て…失敗(ただし自分が悪い)」

名作であることは知ってましたが、鑑賞後はよく内容が理解できずに…「ぽか~ん」状態。フォロワーさんのレビューや解説サイトを読んで「…そういうことか」と理解できました。理解した上で内容を思い返すと…なるほど、面白いですね。


言い訳ではないですが、初見だと理解がしづらいです。登場人物や人間関係、事件の経過や犯行動機など…もっと言えば、誰が主人公なのかもイマイチ掴めず。事前知識があった方が良い作品に感じます。

で、なぜ理解しづらかったかというと、極端に作品としての抑揚を抑えていあるから。俳優陣は熱量をまるで感じさせずにセリフも棒読みに近いです。服装や背丈も似たような若者が揃うので、(特に日本人からすると)キャラクターの見分けがつけづらい。また一切BGMや効果音を使わないなど、演出は「どシンプル」。例え衝撃的なシーンでも淡々としたフィルムの仕上がりになってます。


…もしかしたらこれが巨匠・ブレッソン監督のテイストなのでしょうか。


まるで小説の「行間を読む」ような楽しみがある作品(…ってことかな)。個人的には映画館での鑑賞に失敗した体験でした。
タイトルの「ラルジャン」て人名かと思ったけど、“お金”て意味か、後から知りました
なるほど、コレは確かにお金の話
想像以上に胸糞でびっくりしました
見た後どよ〜んとなりました

裕福ぽいボンボン息子ノベールが父親にお小遣いを貰います
もっと欲しいと無心するも却下、友達の悪知恵で、偽札を使って、お釣りをせしめます

ちょっと待って、フランスではそんなにかんたんに偽札作れるの!?使えるの!?
しかもあんな少年が!?
日本じゃ大罪のハズ
まあ、今の紙幣は透かしやホログラム入ってて、偽造するのは難しそうだけど

ストーリーと関係ないけど、ノベールの眉毛が左右繋がっていて、リアル両津勘吉かと思いました

主人公はガソリン配達員のイヴォンです
周りの小さな悪意によって、イヴォンは偽札を掴まされます
そうとは知らずにレストランでその偽札を使い・・・
そこから彼の人生はどんどん転落していきます
一度人生の歯車が狂うと止められない

写真店のバイト、リュシアンがやな奴でムカつきます
あんな金をちょろまかす方法があるのか

なんか実際にこう言うことは起こりそうで怖いな
身近な問題に感じてしまいました

感情を押し殺した演技、ほとんど劇伴のない演出など、撮り方自体はかなり好みでした

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