月の寵児たちの作品情報・感想・評価・動画配信

月の寵児たち1985年製作の映画)

Les favoris de la lune

上映日:2023年02月17日

製作国:

上映時間:101分

3.7

『月の寵児たち』に投稿された感想・評価

ft0129
2.7

ある中世の絵画を巡る群像劇

かと思いきや、そうはならない。
複数の登場人物たちが、とある狭い社会の中で複雑に絡み合うのかと思えば、絡み合うのは表面的なレベルに留まる。

絵画が物語の軸になるかと思…

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aaa
-

一粒の雨粒が蜘蛛の巣全体をふるわすように全てが奇妙に繋がって振動していくのは世界の縮図めいて興味深かったし、おもちゃめいた表現がまた箱庭感に拍車をかけていてコミカルではあったけれど私の感性はこの映画…

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3.7
パリの市井で巻き起こる群像劇

美しい陶器が、裸婦の肖像が、爆弾が、人から人へと渡ってゆく多重的な日常ドラマ。
4.4

【手から手へと渡るクラフト】

オタール・イオセリアーニ監督がパリに拠点を移して初めて手掛けたオールパリロケの1985年の作品。

〈あらすじ〉
18世紀。ある邸宅で割れたものと同じ絵柄を職人が描い…

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犬
3.5



お皿や絵画、時代を超えて様々な人々が絡み合う人間模様を描いた奇想天外な群像劇

ジョージアの名匠オタール・イオセリアーニ監督がパリを拠点にして手掛けた作品

事件

音楽
画面が多々

会話

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ENDO
4.2

18世紀のリモージュ焼きの皿と19世紀の裸婦画が落札されて始まる物語。仄かなマクガフィンである皿は一瞬で割れるし、絵は乱暴にキャンバスから切り取られる。代替可能な人物たちの群像劇。別の人物、別の場所…

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◯夜中にミニシアターで観る鑑賞スタイルが最適な映画だ

◯美容院のシーン、映る度に楽しい

◯殺伐としている
ねこ
3.7
月の満ち欠けのように、物は巡り、人は繰り返す
人間の行いには苦笑するよりほかはないが、物、特に器には愛おしさを感じた

花の彫刻のベンチ、『レセ・パセ』の椅子と同じかな?
3.0
イオセリアーニ監督作品4本目

お皿割ってしまって
理不尽に怒られて
堪らなく出ていく小間使い
にだけ共感

全員盗人
こちとら誇りを持ってやってんだ?人々と盗みや犯罪の近さを描いた裸婦画を巡る犯罪(クライム)群像劇

ご近所さんよろしく色々な人々の人生模様が交錯する群像劇職人オタール・イオセリアーニ監督ら…

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