オーストリア ウィーンの銀行で大学生が銃乱射事件を起こし自らも銃で自死するという実際に起きた事件を題材にしています。
その事件に関わる人々のその日その時までのそれぞれの日常を”71の断片”で映す。…
【鑑賞メモ】
ピンポン。
断片的な71の映像。
ウィーンの人々の日常が淡々と流れてゆく。尺もバラバラで、一見何の相互関係もない。
眺めているうち、不意にふつ、と切れて、暗転。そしてまた別の映像にな…
淡々と繰り返される生活から、大きなきっかけもなく歪んでいくのが、ジャンヌディエルマンを思い出した。
「映画で答えは与えられても、人生で答えが分かることはない」
ハネケはインタビューで、映画は音…
やはり構造のみが提示される。断片化された表層が深層部を囲み、否定神学的に輪郭を型取り観客に解釈を促す。ケンローチや是枝裕和に似た左派性。90年代的な引き画の多さもそこに還元される。
初期作は人類の行…
断片的な日常を積み重ねることで、暴力がどこからも突然発生してしまう社会の空気を可視化する映画。人々は皆どこかで孤立しているが、誰も決定的に不幸ではない。その曖昧な状態が、逆に不気味さを増幅させる。
…
これにはスコアはつけられんなあ
とある銀行で起きた銃乱射事件までの軌跡の断片
現実は、理解できるようなものばかりではないということを突きつけられる
卓球、おじいちゃんの長電話、謎の愛してるからのビン…
群像劇にしてはカットが細かいなー、断片的に描くなーなんて思ってたら「現実は断片である」なんてインタビューでハネケが語ってた。
難解というか挑戦的というか、とにかく普通の映画とは一味違うのでハネケの…
ハネケの初期作はインタビューまでが本編だと思っているので引用しますが、"現実は断片である"人は僅かしか見ず僅かしか理解しない小さな断片を示しその総和が可能性を開く、それはつまり観客に考えさせる=解釈…
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