71フラグメンツの作品情報・感想・評価

『71フラグメンツ』に投稿された感想・評価

1993年のクリスマス前にウィーンの銀行で起きた銃乱射事件
その日に向かうまでの犯人と被害者たちの日々…ということだけど
作ってるのハネケだし、善良な人々の幸福な日々が壊されました、という感じではま…

>>続きを読む

『エレファント』が影響を受けているとのことで楽しみに観ていた。印象に残ったのは孤独で娘からも距離を取られているおじいちゃんである。少年がマンガを読んだりカメラを持つシーンも好き。あのシーンにのみ希望…

>>続きを読む
しゅ
4.1

ある時点で交わる人間たちをその瞬間までひたすら見つめ続ける1時間半。
ガスヴァンサントが『エレファント』でやろうとしたことはこれではないか。今作はあまりにも映画的に上品に暴力的にやっているけど。
各…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

フォーマットが死ぬほどリューベン・オストルンドでビビった。中身は全然違うんだけど。

ニュースの背景という、誰も知り得ないその背景を順に追っていく。見せているだけだが、単純に見せる順番なのか内容なの…

>>続きを読む

悲惨なニュースに普段、特段の関心を持っていない視線を描いているという考察がその通りだと思った。
場面切り替わりが早いオムニバスタイプの映画だが、時系列順に進むので「パルプフィクション」よりかは圧倒的…

>>続きを読む
st
-

マジモンの名作揃いだな感情の氷河期3部作…ガチでエグいぞ!だんだん構造の抽象度が上がっていってるのも面白い。インタビューでも語ってるが、現実は断片。断片のみからしか現実は理解できない。し、理解できる…

>>続きを読む
この無機質で不穏な空気が続く感じがハネケ映画って感じで好きだった。淡々と連続する映像の切り抜きが流れる映画だから感想が難しい、、、、、感情の氷河化三部作はとりあえず完走いたしました〜〜〜〜
2.4
銀行での連続銃撃はけっこう良い。北野武とザラーみたいな無感動な暴力。この場面の発砲音は卓球の練習場面の長回しの音響と対比的。その後の死体の血溜まりのアップはあざと過ぎてゲンナリ。

ハネケの映画は本当に観るたびに驚かされる。無機質なカットの連続で紡がれる人々の群像劇で、その行間や背景にあるものは一切描かれない。それが想像を掻き立てるし、自分の中には無性に不穏な気持ちが芽生えてく…

>>続きを読む
たつ
4.4

良い映画。映画はカットの連続であり、カットとカットの間に何が存在するかは分からない。カットがある限り意図を持って世界は省略されている。

ウィーンに密入国した少年、賭けパズルをする大学生、児童施設を…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事