スイスの名匠ムーラー監督のマウンテン・トリロジー、一本目は『山の焚火』を観た。今年見た映画で一番怖かったかもしれない……「願わくばこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」と書いたのは『遠野物語』の柳田國男…
>>続きを読む初見。
とんでもない映画だった。
まず、アルプスの幽玄なロケーションにはとにかく圧倒された。
あんな場所での撮影なんて、かなりの制約がありそうだが、とにかく映像が素晴らしい。カメラワークや…
まずそこにあるのはスイスの広大な自然。
神のように鎮座する岩山。何かしら人智を超えたものの存在を予感させる。
聾者で”坊や”の弟と優秀で読書家な姉。
“怒りん坊”の父と神経質な母。
ただでさえ音…
凄い。耳の聞こえない少年を取り囲む音、その音は、耳の聞こえている父と、母と、姉に、本当に聞こえている。これが怖い。なにかが起きる前の世界となにかが起きた後の世界とが映画のなかで明確にわかれていると知…
>>続きを読むアルプス山中で暮らす四人家族の、閉ざされた生活を描くスイス映画。
フレディ・M・ムーラー監督による1985年の作品を、特集上映「マウンテン・トリロジー」の一作として鑑賞。
捉えどころのない山の生活…