童年往事/時の流れの作品情報・感想・評価

「童年往事/時の流れ」に投稿された感想・評価

稲生

稲生の感想・評価

3.5
まだ人間の撮った映画という感じがする

侯孝賢には人間離れしたショットを期待している
起きることは起こるべくして起こるけど、なぜ起きるか?それが起きたからといってどうなるかわからない普遍性。台湾の近代史を少しでも知っていると、多くは語らない人物の心情がわかって辛い。かき氷屋さんでおばあちゃんの中国語が通じないシーンとかサラッと描いているけどホントしっとり悲しい
まこと

まことの感想・評価

4.7
「The Time to live and The Time to die」
知らないハズなのに何故かその場の雰囲気や匂いまで漂ってきそうな、ひと昔前の台湾。
そこかしこに感じる小津作品風味とエドワードヤン感。
観る理由なんてfilmarksでのこの平均点の高さと私と師匠の高得点、で充分でしょ。是非色んな人に観てほしい。

貧しい少年がひた走り、木の葉は青空を背景に揺れる。
ただ、それだけのカットなのに長回しで観せてくれるこの贅沢さ。その瞬間、瞬間を写したカットの連続は映画というより写真展。リアリズムがすっげぇんだ。
行ったことない国だけど、いつか行きたい国、台湾。はよコロナ落ち着いてくれ。

身内の死、というのはその人にとって何かしらの行動、思考への転換期だと思っている。私も中学生の時に父が亡くなったことがその後の人生に大きく影響した。
悲しいけれど、時間は止まらない。行動することを止めない人は、また成長する。



たぶんこれも未レンタル(配信)だと思うので購入。あと一本だけ未レンタル作をレビュー予定。
眠い

眠いの感想・評価

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副題のまんまで笑った
アハが結構エグいやんちゃぶりを見せても母親病気だからつって仲間の援護断ったりめちゃくちゃウブな恋をしたりしてるのLOVEみが強かったその辺に幾つも転がってる日常こそ人生で同じものなど1つもないから熱い
まーゆ

まーゆの感想・評価

4.0
同じ風景や建物の中で変わっては去りゆく人や物、そして何度も繰り返す反復が終盤に行くにつれ大きな郷愁とエモーショナルを発揮する。小津安二郎を思わせる家屋の切り取り方や光を巧みに利用した表現など細かい演出等も素晴らしい。
ホウ・シャオシェン監督作品。
小さい時に家族一同中国本土から台湾に来た主人公阿孝(アハ)の少年時代から青年時代にかけての夏の日々を描いた作品。
ホウ・シャオシェンの自伝的要素が強い作品。

夏の日々なので、木々の深緑が目に映える。
室内でのシーンが多く、窓の線、柱の線等を画面内に利用していた。
雨のシーンが好き。

懐かしさを覚えるような風景が写される。阿孝は白いシャツ、短パンをいつも履いた少年。いつも駆けずり回っている。青年になってもやたら走り回っていて笑った。青年になると不良になり、日本刀を振り回す。
おばあちゃんの存在が際立つ。最後のシーンは少しびっくりする。
全体的に暗いという印象を抱きながらも、近頃私の中でとみに評価の高まっている「イージーかつ簡素に感傷的なメロディを表現しようとしているが故にかえって無意識になんやかんやでエモを生み出しているBGM」になんやかんやで心をかき乱され、解きほぐされていることに私は鑑賞後になんやかんやで気づき、あまりに愕然としたのであった。
そして私はそんな愕然としている自分に苦笑しながら気付き、やれやれ、と首を振った。今思えば、あの首の振り方はたぶんにシネフィルのそれであったと思う。
首を振りながら、私はこう呟くしかなかったのだ、「やってくれたな、ホウシャオシェンしゃんよ」と。そして、さんをしゃんと噛んでしまった事に気付いたのは、ずっと後の事、我が深遠なる内省の時間においてであった………………。
atushi

atushiの感想・評価

1.6
主人公の顔がどうしても好きになれんかった。おばあさんの死体放置しとったことに少し引いて終わった。
NANA

NANAの感想・評価

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ある意味写真みたいな映画だったな

ただ時系列に乗せてありふれた日常を映し出していくだけなんだけど、画面がとても美しかった。
ああ、いいなぁって感じた。
ストーリー的には全然よくないんだけども。苦労が多くてでも生きていかなくちゃいけなくて。
そういう重さを、あえて淡々と描くことで儚いような、この日常の脆さを絶妙に美化した。
2回目。

前見た時よりハマらなくなっていた。
なにか物足りない。家屋の空間の撮り方は学びました。どうもありがとう
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