ポケットの中の握り拳の作品情報・感想・評価

ポケットの中の握り拳1965年製作の映画)

I PUGNI IN TASCA

製作国:

上映時間:105分

4.0

『ポケットの中の握り拳』に投稿された感想・評価

CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0
【】
ベロッキオが26歳の時に発表した作品。煽り運転に窓から落下、絵画破壊と暴力を重ねていく。それ故に、溺死させる手つきに力強さが宿る。本作の落下描写は『虚空への跳躍』に通じるものがある。
diesixx

diesixxの感想・評価

-

60年代にフランスを中心に同時多発的に起こった若手監督による新しい波。ベルトルッチとともに、イタリアのニューウェーブを担ったベロッキオの驚くべき監督第1作。片田舎で暮らす没落ブルジョア一家の腐敗と崩…

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benno

bennoの感想・評価

4.5

マルコ・ベロッキオ監督、26歳の時のデビュー作品にしてパゾリーニが絶賛…初鑑賞です…。

圧倒的な狂気…主人公のルー・カステルの演技に打ちのめされました…。


イタリアの辺境にあるブルジョワ家庭……

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イタリアの重鎮マルコ・ベロッキオ監督(当時26歳)の衝撃デビュー作。既成モラルの破壊を試みた家族ホラー風の一本。音楽エンニオ・モリコーネ。

イタリアの田舎町。てんかんの持病があり無職のアレッサンド…

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郊外の家庭内という狭苦しい空間に起こる暴力の連鎖と欠落した者たち、余所者たちの鎮魂歌。

ラストの壮大なクラシックとともに悶える男のシルエットがあまりにも印象的で頭に残る。いや、絶対に忘れることがで…

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イタリア映画界を揺るがしたマルコ・ベロッキオ衝撃のデビュー作。
当時26歳でこれを撮るのは狂人か天才としか思えない。凄すぎる。家族からこの映画を観た人の精神を心配されたと後に語っていた。

偽善的ブ…

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jolt

joltの感想・評価

5.0
a morbid and crazy but perfect film
we're not worthy of living
yuirie8924

yuirie8924の感想・評価

3.8
ベロッキオ作品初めて!26歳で撮っててカット割りまくり構図キレキレのキチガイ主役映画!おもろいんやけど途中寝てしまった😫(単なる寝不足)いろんなキチガイおるな思た
SunO2

SunO2の感想・評価

4.5

面白い、分かりやすい狂気という感じ。殺意が弱者にしか向けられないのは政治的な寓意もあるのかと感じたが、それよりルー・カステルの唐突なモーションが面白い。ミドルに同ポジでアップ重ねるヤツとズームの使い…

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シャケ

シャケの感想・評価

4.5

自己肯定感の低い人が優性思想に染まるとこういう袋小路になるのかなという感じ。
ルーカステルがハマり役すぎて冴え渡りすぎている。最高のクオリティで最悪をやってて素晴らしい。
笑ってるシーンどれも全然楽…

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