全体の1/3ほどは寝ておった鑑賞者なので採点の権利は喪失しています。
その上で幾つか書いておきますと。。海辺に佇むトーチカの屹立とした存在感、そして暗闇に息遣いが木霊する空気感を立体的に立ち上げる…
前半の会話がすごく嫌だった。自殺を大きく扱ってるのに「入水でもするのかと思いました」って微妙に本筋から逸れたチョイ出しがあるのも不用意としか思えない。
腹落ちする背景も提示されないまま自殺の行為自体…
録音が見事らしい。けど正直しんどい。
何もない時間が長すぎてイライラした。
監督の話を聞く限り、トーチカに惹かれて何か着想を得たらしいが独りよがり。
実際にロケ地行ったらトーチカの怖さとかが漂っ…
音響の習作という前提がなければ見るに堪えなかった。
虚構の中とはいえ、信憑性の無い話をされても困惑せざるを得ない。菅田俊は『蜘蛛の瞳』の印象が強いせいでもある。
「戦争遺構を研究してる若い女学生…
ここに身を隠させる/ここから暴力を放つというトーチカの持つ機能的両義性を時間と空間それぞれの軸で重ね合わせる複雑な手つきが、ざらついた困難さを伴ったまま現れていた。
男がかつて目撃し、語り、女と…
防波堤で延々話すシーンのカメラと編集が狂ってる。あそこ永遠に見ていたい。菅田俊が煙草に火をつけた瞬間に煙突に繋がるところもめっちゃかっこいいけど、長回しは心からは乗れず。トーチカの窓が切り取る根室の…
>>続きを読む知人に教えてもらい上映会にて。
トーチカという戦争遺跡も知らなかったので、その存在含め興味深く鑑賞した。久しぶりに上映室で観たこともあって、眼差しと時間が歪むような構造の仕掛けや緊張感のある話の流れ…