言語表現が肌に合わない。台詞にしては書き言葉すぎるし、書き言葉にしては軽すぎる。
あと女を撮るのが下手だ。他の監督を引き合いに出すようで恐縮だが、豊田利晃や五社英雄のように、女に対してだけ急に解像度…
言葉は本当に必要がない、芝居じみた会話が終わって台詞の無い長回しがずっと続いたのが良かった。後者のための前者とさえ思う
自殺は見られていたら成立しないから本質的に不可視であり文字通り孤独で、あの長回…
荒野の風景と絶え間なく鳴り響く波の轟音。
イメージを求めてささやかに交差する女と男。基本的に単独のカットの切り返しで、同一ショットに収まらない二人が同じショットに収まる瞬間の驚き。
波際かと思ってい…
物語の反復
剥き出しの大地が広がる根室において、トーチカは男の心象風景のように無機質に聳え立つ
男の自死という一つの軸があって、女と少年と犬は、その軸と偶然交差した線に過ぎず、まさにそこがточка…
冒頭から、圧倒的な音響の力と急斜面による映像の力に抵抗するような藤田陽子という女性の身振りに熱いものが込み上げる。
天/地、トーチカの外/中、男/女、過去/現在、荒れた海/温かいお茶、炭/砂、音響/…
音の説得力というか、観客を掴んで決して離してはくれないその世界。切り返しについて考えさせられるし、画面内に急に2人が入ったり、片方のカット内を横切ったりするからおおぉってなる(語彙力)。
でもやっ…
一見して監督の意図が強く働いているような撮り方だという印象を受けたし、それはその通りなのだと思うが、想像以上に役者の工夫が映画に活気をもたらしていることをトークショーを聞いて知り、映画は奥深いと思っ…
>>続きを読む『ポチの告白』に連なる菅田俊の超絶長回しシリーズ。ペドロ・コスタの影響が多分にありそうなトーチカ内の照明/ショットの強度や、トーチカの排気孔などにガンマイクを向けたという黄永昌による音響面には惹かれ…
>>続きを読む同じ空間にいるようでいてほとんど交わらずに割られる異質な会話場面での切り返しや、背後で常に鳴り響く環境音の厳しさが、不意に挟まれる二者の同一ショットや写真とお茶を手渡すショットによって瓦解する感覚が…
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