ドン・シーゲルの『殺人捜査戦』を悠に超えるスクリーンプロセスの魔術に頭かち割れるかと思った。あのシーンだけ確実に異界と化してた
若い女と恋をしたり、旧友や映画スタッフと仕事をして再起する映画ではな…
過剰。色も演技も。多人数をショットに収める。やはりラストの暴走運転。ひとまわりするカメラでなぜか滝の下。冒頭の精神病院の構図や庭を歩く静けさからはまったく予想できない展開。いきなり水中に飛び込む。抱…
>>続きを読む呪われたバックステージ映画。伊太利亜チネチッタで女優と寝るキモいエドG監督と手当たり次第に男を漁る元嫁チャリシーに依存する狂人ダグラスがすべてを失ってスッキリ帰国。異国のダンスホールがローアングルで…
>>続きを読むチネチッタの絢爛さに応戦できているのはシド・チャリシーの痴女ぶりであって、やはりカメラを余計に動かしてるような感触がある。それが楽しくもあれば疲れてもしまうのよね。
クライマックスの爆走ももう少し引…
シド・チャリシーがちょっと老けてポチャッとしてるのが悲しいが、それを差し引いても超弩級の大大大傑作。
ミネリは成瀬並みに"歩く"演出が優れていることを示すかのような、カーク・ダグラスがゆったりと歩く…