ジェーン・バーキン×ミシェル・ピコリが送る袋小路&近親相姦一歩手前の父娘モノ ドワイヨン初めて観たけど家族という小宇宙の閉塞感や沸点の低さをドライかつ的確に描いててめちゃ推せる 精神不安定な娘が夫と…
>>続きを読むもうほぼ『ラ・ピラート』なジェーン・バーキン。いちいち次はどの動作が来るんだろうなと思っていたら、頭突きかー、キスかー…みたいな。観客側が問答しているようでおもろい。ぶった斬るようなラスト。二重のア…
>>続きを読むジェーン・バーキンを追放するも姿が見えなくなれば慌てて捜索するミシェル・ピコリの動線に合わせて断片的だった家内部が上階から地下まで一続きに。直後の屋外場面でピコリを来訪するバーキンの動線は省略されて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
父ピコリとの近親相姦な生々しい関係とメンヘラが激しいジェーンの、ずっと不安定でいて迷言連発。危うすぎてこっちが不安になるわ。ジェーン自体ちょうどゲンスブールとドワイヨン監督との間にいる時期でなんかそ…
>>続きを読む旦那様と娘が『レモン・インセスト』のMVでやった危うげなやつを遡ること数年前になんだかそれ以上に身体を張るジェーン・バーキン。邪魔な存在を排除して行く幕仕立てで『出自の男と再会』(スゲー表現だな)す…
>>続きを読むまあなんとなく小津の『晩春』みたいな話なのかなと思い、それ自体はそんなに間違った予想ではなかったが、体温が違った。
この父娘、冒頭から近親相姦ムードがムンムンに出ている。
「本当は姉さんより私のほう…
成人して久しい娘が父親に激しくぶつかっていく。メンヘラ女を活き活きと演じるジェーン・バーキンと、曖昧な表情を浮かべたまま受け身に徹するミシェル・ピコリ。会話の切り返しが多い中で、バーキンがピコリに頭…
>>続きを読むジャック・ドワイヨン監督。主演のジェーン・バーキンの大人なのに脆い少女性とアンニュイな儚さのある囁き声、ミシェル・ピコリの落ち着いた確かな演技など倒錯した親娘の関係を独特なムードで表現した作品。繊細…
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