ノワールとしての出来、会談など高低差も感じる室内ショットの美麗さに唸る。ただやや冗長かな。そう感じるのもオープニングからの怒涛の展開によるものかもしれないが。
そこでやるんかいというような銃撃戦は最…
面白かった!
冒頭から謎めいてて好き。
コルベールとカミングスが結婚式披露宴でずっと喋ってる長回しが本当にすごい。本筋も逸脱も同じように喋り、モゴモゴと喋ったりもする。カメラはずっと定点なのに二人の…
オープニングの列車の疾走感、クローベットコルデールに迫る窓の外の対抗車両、悲鳴をあげて狭い通路を疾走する水平移動から、屋敷の場面になると階段を下から見事なショットで撮り、人々はひたすら屋敷やフォトス…
>>続きを読むダグラス・サーク監督中期のフィルム・ノワール。主演は「或る夜の出来事」(1934)のクローデット・コルベール。
主人公の記憶が周囲と食い違いはじめ自身の精神に不安をきたしていく。「ガス燈」(194…