開幕から音楽が不穏ですごく不安になる。終始ダークな雰囲気で、物語が進むにつれてどんどん重くなっていくのが見てて辛かった。
当たり屋をしながら日本を縦断していく家族を少年目線で描いていて感情移入せず…
90分台の短さ故、「少年」の導線のみを丁寧に追いかける作りになっているが、父は家族を巻き込んで当たり屋稼業を続けたいが、母は落ち着いて子供を学校に通わせたいと口では堅気を欲する言葉を言っていながらも…
>>続きを読む音楽や国旗の使い方、北海道での事故、時折入るナレーション、所々惹きつけられる印象的な演出があった。さすが巨匠。
ただ時代が違うのは重々承知ではあるものの、父親の暴力や暴言には辟易する。当たり屋役も…
本当にあった当たり屋事件を元にした作品。事件と内容がほとんど同じ。
時代が違っても悪い親は昔からいた。
自分が当たればいいものを子どもにさせるとは今で言う毒親よりも酷い。
事件から3年後の公開も考…
当たり屋をしながら全国を流浪する一家の顛末を長男の視点から描く。10歳の息子に危険な当たり役をやらせる傷痍軍人の父親の鬼畜っぷりが恐ろしい。彼は望まぬ懐妊の後妻にも堕胎を強要しようとする。彼にとって…
>>続きを読む大島渚プロダクション