儀式の作品情報・感想・評価

「儀式」に投稿された感想・評価

私は日本映画は絶対見ないマンなのですが、大島渚と市川崑だけは好きなので見た。やはり戦前戦後ぐらいまでの日本って陰湿でエログロで面白い。とともに現代にも通じる風刺的なものも感じる。まあ大島渚なんで単純に変態映画なんだろうけど。大御所の俳優さんがみなさん若くてステキでオシャレだった。ただ古い映画って音声が割れがちなのでちょっと何ゆってんのかわからんことが多かったのがツライ。リマスターとか出来ませんかね?
大島渚作品初鑑賞。
難解だが何故か惹かれるものがあった。音楽も印象的である。
純粋で無垢な日本女性である新婦が不在の中、まるで居るかのようにして行われる盛大な結婚披露宴というブラックコメディのキレ。
主人公がジャッキーチェンと黒田健太を足して割ったような顔をしていて集中力が削がれた。
もりや

もりやの感想・評価

3.2
2時間ずっと重苦しい映画だった。戦前から続く日本の『家』という制度と個人との関係性について焦点を当てた大島渚らしい作品
どんな前衛演出より、河原崎建三のひとり結婚式に勝るおもしろ映像は無い。
Sou

Souの感想・評価

3.1
キネ旬1位で大島渚だから観てみました。
いやー重い。最初から最後までずっと暗かった。正直疲れました。
結婚式は明るく幸せになるはずなのに…
前にシネヌーヴォでやってたATG映画大全で観たのにレビュー忘れてた、、。

大島渚監督。ATG創立10年の記念作品。記念作品でこんな変な映画撮るなんて、、この監督らしい?

結婚式や葬式が何度も出てくるが、確かに日本には儀式が多い。

花嫁のいない結婚式とか、葬式でなぜか歌合戦が始まったり、、当人うんぬんでなく家のための式だったり、儀式のための儀式になってたりを皮肉ってる。さらに、家父長制も、、。

佐藤慶を頂点とするこの一家は、ちょっと変な方ばかり。血縁関係もややこしそう。あまり関わり合いにはなりたくない^^;

もう少しブラックコメディに振れていたらもっと面白かったと思うんですが、なんだか重くて観て疲れます^^;
ka28mar

ka28marの感想・評価

3.0
松竹ヌーベルバーグ
1970年三島由紀夫事件 翌年制作
儀式(冠婚葬祭:但し神主も坊主も出てこない)←家制度 家長制度 因習 世間 道徳
60年(s.35)安保→70年(s.45)
戦前の総括 転換期 特異点…。

時代背景。エピソード。会話劇。複雑怪奇な系図…。暗喩か隠喩か…象徴だけか。

能動的な解体⇔何にもなれないジレンマ

ATG←実験的な試み 投げ出されたテーマ。
見た記憶はあったが、こんなにてんこ盛りだとは気づいていなかったと思う。
たぶん2度目…。
[NF_D]
えげつない映画を見てしまった。家系図見たい〜!複雑なんやけども!
地獄の家父長制なんだけどお祖父様役が若すぎない?なんか地獄のお祖父様だけどなんか反抗してぶん殴れそうな感じもある。俳優が若いから?それにしても面白いなー見始めたらハマった。眉毛のあるなしって関係ある?
「共産党のおじさん」のキャラがウケるな。嫁は同じ党の人なのかな?
「潜ったやつを見つけるのは大変ですぞ」ってさー。共産党おじさんはわかりやすくてどの時代でもすぐわかる。
お祖母様「通夜と初夜が一緒になって泣きたくなる気持ちもわかるけど(笑)」
台詞の面白さ的にはお祖父様よりお祖母様だよな。
お祖母様は実は自由っての見てなるほど。嫁時代はともかくそれ以降は好きにやってる。
テルミチの後世が謎に包まれてるけど小屋でなにやってたのかな? 気になる
封建的な暮らし。今じゃ考えられない。
大島渚 絵に暴力的な強さがありますね。