儀式の作品情報・感想・評価

「儀式」に投稿された感想・評価

えげつない映画を見てしまった。家系図見たい〜!複雑なんやけども!
地獄の家父長制なんだけどお祖父様役が若すぎない?なんか地獄のお祖父様だけどなんか反抗してぶん殴れそうな感じもある。俳優が若いから?それにしても面白いなー見始めたらハマった。眉毛のあるなしって関係ある?
「共産党のおじさん」のキャラがウケるな。嫁は同じ党の人なのかな?
「潜ったやつを見つけるのは大変ですぞ」ってさー。共産党おじさんはわかりやすくてどの時代でもすぐわかる。
お祖母様「通夜と初夜が一緒になって泣きたくなる気持ちもわかるけど(笑)」
台詞の面白さ的にはお祖父様よりお祖母様だよな。
お祖母様は実は自由っての見てなるほど。嫁時代はともかくそれ以降は好きにやってる。
テルミチの後世が謎に包まれてるけど小屋でなにやってたのかな? 気になる
封建的な暮らし。今じゃ考えられない。
大島渚 絵に暴力的な強さがありますね。
日本という国、制度、因習、血縁、そして戦争と戦後というスパイス的に散りばめ、繋がりと別れを、結婚と葬式に当てはめて描く。

結婚と葬式を通じて「血」で繋がった人間関係は結びつく。
「血」の繋がりは、常に不穏な行動を促す。
この映画には赤の他人は出てこない。

すべて何らかの血で繋がり。
その血を濃くするためにどんどんと狭い世界に引きこもっていく。
そのまさに血によって生じる宿命とか業とか性によって若者たちは死んでいくのだ。
という世捨て人的な、大島渚の強いニヒリズムを感じる。
初大島渚。「戦メリ」すら未見。

タイトルがシンプル、あらためて何を言わんとするのかが受け取れる。それらの儀式はあくまでも儀式(形式)であり、何よりも重きを置いてきた事により歪が生じていく様は奇妙奇天烈でしかなかった。

従兄の輝道が自ら打った(自分が死んだという)電報を受け取った桜田満州男(ますお)は従妹の律子と共に真相を確認するため遠く離れた島へ向かう。その道中で政財界の大物であった祖父桜田一臣の家でかつて執り行われてきた冠婚葬祭での出来事に思いを巡らせて行く…。

とにかく①家族関係が複雑。②戦後の混乱期という時代も複雑。③登場人物(特に祖父)が進んで複雑にしているという複雑三層構造に苦しめられた。何回巻き戻したことか(*_*)

思い出された出来事はどれも仰々しく奇妙で、これに似通った儀式がまかり通っていたと思うと背筋が凍る。生まれる時代がズレて良かった。エアー結婚式とエアー初夜は怖すぎて笑えなかった(変!)空気にも重さがある事を表すような重ーい桜田家の広間と耳障りな弦の音がゾゾゾッ…

このレビューはネタバレを含みます

 昨日「儀式」を初めて見ました。想像以上に感動しました。素晴らしい出来の映画だと思いました。引き込む力がある。途中何度か涙があふれてきました。作品理解のための急所は私にとっては逃げた花嫁(良き日本の女性)とラスト、律子が照道の後を追って毒を飲み、遠い昔の満州男、照道、律子、節子が野球をするところが再現され、満州男が耳を地に付けて音を聞こうとする場面。それと冒頭の満州男とその母が「日本に捕まっ」たところ。登場人物の男たちの名前はその男の特徴を表しているのも面白い。また、忠の姿からはこの作品完成の前年の1970年に割腹自殺した三島由紀夫氏が思い浮かんできます。ということでこの作品は日本が進むべき道を逸れて行っていることへの警鐘だと思いました。そして、逃げた花嫁の面影、姿が憧憬を持って見事に心のうちに投影されてきます。
主役は「逃げた(隠れた)花嫁」です!!!  見てよかった。
 一つ重要なことに気づきました。満州男の父の遺書が出てきた後、決着をつけると言って一臣が節子をもてあそぶ場面(この映画のパンフなどに掲載されている有名な場面)はやはりこの映画を象徴していました。節子こそがあの『逃げた(隠れた・失われた)花嫁』に重なる存在(あるいは、逃げた花嫁の現実の姿)なのです。そしてあの場面で(じっと見ていた)照道が申し出て節子に「性」を教わる場面こそは本来ありうべき「生」の道へ引き返すための一つの転換点あるいは救いとなっているのだろう。そして、律子と照道のその後の姿が本来の尊ぶべき「生」を暗示しているのだろう。この映画の中では二人とも死んでしまいますが……
地獄絵図。
大島渚が日本の様式についてこの映画にて描いているとするなら、それに対して自分はそんな風に感じました。
これで描かれてる日本の様式って未だにこの映画で描かれてるような名残を孕んでるから今見ても面白いと思うよ。
日本人は儀式が大好きである。

冠婚葬祭は勿論、例えば入社式や入学式はない国も多いそう。
他、朝から朝礼だとかラジオ体操だとか、とにかく横並びの形式や様式が大好き。

産まれて直ぐにお宮参り、七五三に保育園の入園式、卒園式からの小学校へ入学式&卒業式。いや、始業式と終業式なんてのも節目節目であったな。毎日の朝の会&帰りの会なんてのは海外にもあるんだろうか?それから、愛媛では12歳になると少年式なる儀式にも付き合わされる。それから高校大学でも卒入学式&始業終業式。間には成人式もあるな。その後、入社式を経て社会人と。
冠婚葬祭も非常に煩わしい。結婚にしても、両家への挨拶に結納、式に披露宴にあれやこれやと。

意味や目的が忘れられて、ただ形式のみ残留している儀式も多いのではないだろうか。

本作でその極みに到達したのは、あの恐ろしい一人結婚式→一人初夜の怒涛の流れだろう。
いや、その前の軍歌歌唱大会と化した結婚式も異様だったけど。

たまたまというか、私は直前に「アバウトタイム」を見ている訳ですよ。
あの素敵な結婚式を!

なんですかあの重苦しくて苦々しい屈辱の結婚式は。
本人たちでなく、親の為に行われる下らない結婚式。
あれじゃダメ!

あの馬鹿馬鹿しい一人結婚式も、日本ならあり得なくはないと思えてしまうのが悲しい所。

形式、様式、伝統、家族、そうしたしがらみに埋められて、皆が不幸になってゆく。
恐ろしい映画。
Netflixで鑑賞

日本における家長制度や冠婚葬祭、"家族"について鋭く切り込んだ作品。
昭和の日本の家族で行われる理解できない『儀式』の数々。全くもって理解できないし登場人物みんな狂ってる。血の繋がりだけでここまで人をおかしくしてしまう日本の歪な家族の形。エア結婚式エア初夜はとても滑稽だが恐ろしい
想像以上に面白かった。登場人物全員が狂っているし始終不穏で不気味な雰囲気。目が離せない。結婚式の茶番には圧倒。
Tボーン

Tボーンの感想・評価

2.0
難しいことは良く分からないけど、
本当に直感で思ったことは、
所々「これギャグだろ」ってシーンがあって笑った。
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