儀式の作品情報・感想・評価

「儀式」に投稿された感想・評価

Tetete

Teteteの感想・評価

4.4
葬式や結婚式のなかで主人公とその周りで繰り返される、意味不明で全く笑えない滑稽さ(茶番)が織り成す狂気に目が離せなかった。あと日本家屋の空間的特徴を生かしたカメラワークも美しい
otom

otomの感想・評価

4.3
久々の鑑賞。ドロドログッチョグチョ。戦前から戦後を通して描かれる桜田一族の色んな儀式。呪いには発端がある訳で、佐藤慶の悪オーラは異常。日本の悪しき部分がこれでもかと浮き彫りにする大島渚。様々な思想が入り乱れ、若い世代が犠牲になる当時の日本の縮図とも云える。狂気の一人結婚式はあまりにあんまりである。傑作。
WINSRIVER

WINSRIVERの感想・評価

3.8
少年の睫毛長くて可愛らしいな。よさほい節歌いかけたのに佐藤慶に制されてたの笑えた。
いちいち構図がキマりすぎ。
小鉄

小鉄の感想・評価

2.8
武満徹の音楽も相まってとにかく怖く、再生/停止を繰り返しながら2日かけて観た。小林明子がマブイ
大島監督の嫁(小山明子)がエロく、そして実にミステリアスで美しい。新婦不在、新郎1人の結婚式という可笑しな出来事を誰1人可笑しな顔をせずに受け入れている姿が戦後ただただ前を向いて突き進んで来た日本人を皮肉っているようで実に可笑しく不気味だ。親戚の中で除け者扱いされている忠がただ1人、新婦不在の結婚式の矛盾を新郎に指摘しようとして排除されるのも含めて封建的・ムラ社会的な日本を痛烈に批判しているのではないか。
2003年8月5日、池袋・新文芸坐で鑑賞。(2本立て)

映画タイトルどおり、映像の構図の素晴らしさ、美術の素晴らしさが際立つ大島渚監督作品であった。

「花嫁不在の結婚式」などは大島渚の哲学的な面が出たのではないだろうか。
紫色部

紫色部の感想・評価

3.5
2017.10.28 U-NEXT

冠婚葬祭における陶酔的な厳格主義に漂う滑稽な恭しさも、突き詰めていけば狂気に満ちた笑いへと必然的に転調するらしい。小山明子はエロいし、武満徹の音楽も相変わらずブチ切れてる。
Togusa

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4.5
大島渚が、日本の儀式というものをテーマに撮った作品。
結婚式、葬式というシーンが続く。
大変、面白い作品。
当時の大島は、「日本は、形骸化された儀式の上に成り立っている。」というような事を述べたかも知れない。
そして、浮かび上がってくるのは、家長である佐藤慶を乗り越えようとして乗り越えられない何かを感じさせる。
当時、左翼は、日本の家長制度をターゲットとしていた。
が、大島が、どこまで、本当に彼のイデオローグを映画として実現しようとしたのか定かではないが、ブルー調の画面に、緊張感と静謐感を漂わせ、そういうイデオローグと関係なく、面白い。
milagros

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4.4
ここまで過激に日本に立ち向かった映画はそうないと思う。

日本人の極めて醜い血を、深度の深い舞台を横断しながら、表現主義的に描く。照明の当たりかたが、もう異常。

これは笑えなかった。あまりに凄惨。宿命を越えるためには死ぬしかない彼ら。土とは何か。
大島渚監督作品。
日本アートシアターギルド創立10周年記念作品。
家父長制や冠婚葬祭を通じて、日本の戦後民主主義を総括した作品。
1971年第45回キネマ旬報日本映画ベストワン作品。
いい作品とは思うが、個人的には大島渚の『日本の夜と霧』とか、こっち系の作品は苦手。
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