【当たり屋家族を10歳の息子の目線で描く】
大島監督作品を観るのはセンメリ以来2作目、よくメディアにも出ていらしたので馴染みがある
斬新なオープニングのスタッフロールや昭和感溢れる映像がエモい♡…
元々この作品は全く知らなかったが、あらすじを見たところ面白い切り口のロードムービーに見えたので鑑賞。この予想は当たっていて、一般的なロードムービーとは一線を画する映画。多くのロードムービーが若者や、…
>>続きを読む本当にただただ少年がかわいそう。
生まれてくる家庭は選べない、一種の生のしがらみか。
それでも続いていってしまう辛さよ。
父と母の板挟みで、帰る場所もない、
自己と居場所両方を喪失しているかのよう…
開幕から音楽が不穏ですごく不安になる。終始ダークな雰囲気で、物語が進むにつれてどんどん重くなっていくのが見てて辛かった。
当たり屋をしながら日本を縦断していく家族を少年目線で描いていて感情移入せず…
このレビューはネタバレを含みます
音楽や国旗の使い方、北海道での事故、時折入るナレーション、所々惹きつけられる印象的な演出があった。さすが巨匠。
ただ時代が違うのは重々承知ではあるものの、父親の暴力や暴言には辟易する。当たり屋役も…
本当にあった当たり屋事件を元にした作品。事件と内容がほとんど同じ。
時代が違っても悪い親は昔からいた。
自分が当たればいいものを子どもにさせるとは今で言う毒親よりも酷い。
事件から3年後の公開も考…
当たり屋をしながら全国を流浪する一家の顛末を長男の視点から描く。10歳の息子に危険な当たり役をやらせる傷痍軍人の父親の鬼畜っぷりが恐ろしい。彼は望まぬ懐妊の後妻にも堕胎を強要しようとする。彼にとって…
>>続きを読む大島渚監督作品では、個人的にベストです。
当たり屋をしながら日本を旅する家族。
父・渡辺文雄と母・小山明子、そして少年。
少年は親に言われて当たり屋を強いられている。
小山明子が掛けるメガネ…
大島渚プロダクション