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デ・ジャ・ヴュ
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目次

『デ・ジャ・ヴュ』に投稿された感想・評価

ryusan
3.4
タイムトラベル × 鈴

17世紀の革命家イェナチュの死の謎を取材することになったジャーナリスト・クリストファはイエナチュの遺体を発掘した考古学者を訪ね、そこで遺体と共に在った鈴を貰う。クリストファが鈴を振ると不思議な事に彼はイエナチュの時代にタイムスリップして彼に会う。何度も過去に戻るうちに彼はイエナチュ死の真相に迫っていく。

幻想的な雰囲気のタイムトラベルもの。
もっぱらサスペンス志向の作風とは対照的に舞台や文学小説的な趣で良し。

タイムトラベルカテゴリー:1A (現代→過去)



ブログ「Filmarks人気ユーザー・ベストテン」更新しましたので宜しくお願いします。
http://blog.livedoor.jp/filmactors/
4.7
【魂の窓】

ダニエル・シュミット監督の1987年の作品

〈あらすじ〉
17世紀。スイスのグリソン州独立の立役者イェナチュは、謎の人物に殺される。ジャーナリストのクリストファーは、彼の墓の発掘を指揮した研究者トプラーへのインタビューを機に、イェナチュに興味を持つ。彼は独立の際に敵対した相手の城を訪れるのだが…。

〈所感〉
デジタルリマスター版を鑑賞。シュミット監督の作品はいくつか見てきたが、本作の映像表現と構成力は特に目を引くものがある。研究者というのは、一つの人物や対象に対して人一倍固執し、深堀りしていくことでアウトプットを生み出す神経質な仕事だと思うが、あまりにも執着しすぎると、それとの一体化(ミメーシス)が生じて、主体と客体、現在と過去、現実と虚構の区別すら曖昧になっていくものなのかもしれないと考えさせられた。拘るとはそれ以外を選ばないことだから、相当な胆力が必要な行為だ。それでもクリストファーはなんとしてもイェナチュ殺害の真相を知りたいと躍起になったことで、道が開けた。80年代のポップな世界と17世紀の幻想的な世界は非常に異質なものだが、それらが自然と交わって場面として違和感なく繋がっていく作り方が非常に素晴らしかった。もし自分の前世が見える魂の窓があったとしたら、我々はそこから何を覗き、どう感じるのか?興味深いテーマだった。銭湯のシーンのおじさん好き。
継
-
原題『Jenatsch』は17世紀に実在した革命家の名で, 日本語では “イェナチュ” と表記されるようです。
謝肉祭のマスカレード🎭に乗じて何者かに暗殺されたと言われる英雄イェナチュ。映画は, 現代と17世紀を行き来する事となるジャーナリスト, クリストフを通じてヨーロッパ史の謎とされるその死に迫ります。

'87年のスイス映画.
ダニエル・シュミットはファスビンダーや蓮實重彦の名がハッシュタグで付いてくる, “そういう文脈で語られる” 監督のようですけど本作は思ったほど難解ではなく, “鈴の音” により時空を超える幻想的な歴史サスペンスは見応えのあるものでした。

思いも寄らぬ “ déjà-vu ” .
コニー・ウィリスという作家が『航路』という物凄く技巧を凝らした小説を書いてるんですけど, 観ていてストーリーの「構造」にはそれに近しいものを覚えました。

た・だ・し、
YouTubeでの鑑賞。

スマホの小さな画面での視聴で魅力をどうこう言える類いの作品じゃないのは明らか(暗部は一様に黒く潰れてマシタ😹)で, スコアは保留とします。
ソフトはVHSのみでネット配信も無く, 上映会や高画質Blu-rayで再鑑賞を試みたい映画, です。

『デ・ジャ・ヴュ』に似ている作品

デ ジャ ヴュ デジタルリマスター版

上映日:

2024年03月08日

製作国:

上映時間:

97分

配給:

  • マーメイドフィルム
  • コピアポア・フィルム
4.0

あらすじ

17世紀のスイス、グリソン州独立の最大の英雄であるイェナチュは、宿敵ポンペウスを殺し、権力を手中に入れた。しかし、数年後には“謎の人物”によってイェナチュもまた殺された──。現代の記者、ク…

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季節のはざまで デジタルリマスター版

上映日:

2024年03月08日

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92分

配給:

  • マーメイドフィルム
  • コピアポア・フィルム
4.0

あらすじ

スイスの山中に建つ古いホテル。ここの持ち主だった祖父母に育てられたヴァランタンが、ホテルが取り壊されると聞いて記憶をたよりにやってくる。今は無人と化したホテルの中を歩きながら、彼は少年時代…

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