季節のはざまでの作品情報・感想・評価・動画配信

『季節のはざまで』に投稿された感想・評価

4.0
167件のレビュー

水位思ってたより高い話。おっさんが幼い頃に慣れ親しんだ今は廃墟になってしまっているホテルで、過去をしみじみと振り返る。半ばファンタジーのような演出に“眠気のはざま”へと誘われる。どうでもいい話ばかり…

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3.5

古いホテルの部屋を巡りながら、当時を回想する話だが、謎めいて魅力的な人々だ。ノスタルジックなグランドブタペストホテルというイメージ。華やかでにぎやかだったホテルが寂れたさまは、懐かしさ以上に儚さを感…

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背骨
3.8

少年時代を過ごしたホテルに立ち寄りあの頃を振り返る。子どもの目から見た大人たちの世界はなんと奇妙で魅惑的だったか…

現在から過去、そこに交わる幻想の世界… そこには現実と記憶と希望があり、それはま…

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myk
3.4
秋の夜長にノスタルジーに浸るにはいいかな。ささやくような歌声が懐かしみを運んでくれる。

「子どもでいるって難しいでしょう」
ですよね、て感じ

サラ・ベルナールがミュシャの絵から出てきたようだった。
5.0

寒々とした廃墟のホテルと暖色の繊細な光に満ちた記憶の交錯。過去の少年から現実の中年男に貝殻が手渡される。元従業員の老婆が鏡の中の「友人」と会話するのを目の当たりにした主人公は、ミッキーマウスの雑誌コ…

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ド好みすぎる映画だった。
一人の男性の回想物語で、大きな事件も起きることなく、回想だって散り散りとした断片ではあるんだけど、彼の暮らしていたホテルと家族、宿泊者たちとの思い出がノスタルジーと外連味た…

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 ダニエル・シュミットの少年時代の記憶。スイス山中のホテルを経営していた祖父母。そこで育った自分。そのホテルが取り壊されるというので、見に来た。無人のホテル内を歩く。ホテルの舞台の幻覚。歌うイングリ…

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えす
3.7

廊下の長さや階段の昇降によって喚起される甘美な記憶。鏡を切り返して現れる”お友達“との会話を聞いてしまう場面から、その境界線を意識させるのと同時に仄かな緊張感が漂っている。イングリット・カーフェンの…

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シュミットのベストはこれか『書かれた顔』。過去と現在の混濁した語り(サミー・フレイの空虚な声!)死者とのダンス、架空の青空。
3.5
おしゃれで温かくて、でも切なくて…。

という雰囲気はとても好きだったし、ラストカットが猛烈に綺麗。

ただ、ミュージカル映画くらい歌うのがちょっと苦手で、そこまでハマれなかった。

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