あそばれる女の作品情報・感想・評価

あそばれる女1981年製作の映画)

製作国:

上映時間:67分

3.8

「あそばれる女」に投稿された感想・評価

ごく平凡な結婚生活を送っている若妻(風間舞子)が、本能の赴くままに行動を取っている放蕩夫婦(小川亜佐美&益富信孝)に弄ばれるうち、自分の夫(東龍明)の不義を知らされてしまう。ヒッチコックの「巻き込まれ型」を成人映画で再現しているかのようなロマンポルノ。

主人公夫人が「理由が分からないまま」で性的虐待を受けていくときの、ミステリー調の物語進行が面白い。私のフェイバリット男優・益富信孝のエモーショナルな芝居にも目が釘付けになる。

夫婦の住処に連れて来られた主人公が、放置プレイされている少女(高原リカ)の傍らで弄ばれる場面。読経の声が重ねられたアシッド系の音楽に合わせて、ロジャー・コーマンもびっくりのサイケデリックな映像美が展開する。少女の後ろ姿を前景に配したままでセックスを写し込むカットなど、カッコいい映像の連発にクラクラしてくる。

すべての登場人物に自然と愛着がわく、「根っからの悪人が登場しない系統」の作品。物語が(女たちにとっての)大団円へと華麗に着地するところが痺れる。