2022年205作目(66作目)
アタオカエログロホラー。
前半は意外にも特にグロ等はなく
ちょっと退屈なB級映像が流れる感じ、
しかしそれが後半の徹底的に振り切られた
非道徳展開に繋がっていて…
シネマートで4k版を鑑賞していた記録が消えていたので。
胸糞だとかエグさみたいなものだけを競うようなエクスプロイテーション映画とは結構違う。映像表現をとにかく派手にするみたいなそういう際限の無さとは…
スルジャン・スパソイエビッチが描くのは、単なるショッキングな暴力ではなく、“選択肢の消失”という人間存在の根源的な恐怖だ。
主人公ミロシュは、加害者であり被害者、俳優であり囚人、そして父親であり商品…
ずっと気になっていたのをレンタルで鑑賞。
思っていたよりはエロもグロもエグくなく(というか期待値を上げすぎていたのか)、わりとストーリーとしての収まりも良かったと思う。
だけどやっぱり薬でおかしくし…