クルード 〜アマゾンの原油流出パニック〜の作品情報・感想・評価

クルード 〜アマゾンの原油流出パニック〜2009年製作の映画)

CRUDE

製作国:

上映時間:105分

3.5

「クルード 〜アマゾンの原油流出パニック〜」に投稿された感想・評価

感想川柳「搾取して 搾りきったら トンズラか」


松嶋町山の未公開映画を観るTVでやってた作品です。

石油採掘の時にちゃんと配慮しなかったせいで、周りの生活用水を汚染してしまった大企業に訴訟を起こしますが、責任転嫁ばかりで裁判は長引いて決着がつかない。そうこうしてる内に被害者はどんどん亡くなっていく。

その過程を描いたドキュメントです。

こういう見てると金持ってて開き直った者勝ちなのかなとイライラしますね。Σ(゜Д゜)
夏来

夏来の感想・評価

3.7
最近メタリカのドキュメンタリーを撮った監督さんの2010年の作品です。音楽の使い方がハイパーかっこ良い、スピード感のあるスタイリッシュなドキュメンタリーです。
とある石油会社と、その石油会社が垂れ流した原油によって健康被害を受けた現地住民との訴訟の模様を追ったドキュメンタリーです。
メディア向けにどうすればより効果的に自分たちのメッセージを伝えることができるか、いわゆる弁論術のようなものを指南するシーン(誇張表現を使え!とか)がかなり挟まっていて、面白い。ただただ真面目なだけのドキュメンタリーではないので、見慣れてないひとも見やすいかと思います。
世界的有名企業が利益を生み出す陰で多大な損害を被っている人々がいるという構図がよくわかる
石油を掘り起こすためにエクアドルの熱帯雨林で起こったすさまじい環境汚染に対する訴訟を追ったドキュメンタリー。10年以上闘い続けているのにいまだ解決されない様子は、エリンブロコビッチの劇中想定された悪夢を髣髴させる。闘ってる相手が世界最大級の企業シェブロンであり、時間がかかればかかるほど原告側が疲弊していくのを承知で、延々と訴訟をのばしている。そんなとき大きな成果をあげられないままの原告側に2つの転機が訪れる。企業との癒着のない新大統領がうまれ、そして、アメリカの大手雑誌ヴァニティフェアにこの事件が大々的に取り上げられたこと。そこから戦況は激変していく。だが、それでもまだ環境汚染が解決したわけではない、地獄が終わったわけではない、癌が消えるわけでもない、苦しみは終わることなく続いていく。利益のために民衆の苦悩を無視し続ける大企業、大企業に雇われ、害はないと繰り返し主張する科学者たち。絶望のなかで見えるかすかな光明。現在どうなっているのかはわからないが、よくなっていることを願わずにはおれない。てかスティング歌うめー。