エンジェルの作品情報・感想・評価

『エンジェル』に投稿された感想・評価

ゲロ

ゲロの感想・評価

3.5
エンジェルは味方がほぼ全員死ぬので観ていて悲しかった。その分現代映画よりはわかりやすくて見やすかった。たくさんの女の人のたわわなおっぱいや乳首、更には殺人者役の男の人のセクシーショット満載でかつて人類がエロかったのを彷彿とさせた。その中に光る冷静さとエンジェルの生命力。痛快壮快
殺人鬼の描写が露骨なくせに浅いとか警察が雑魚すぎるとか、言いたいことは色々あるけど、粗すぎるラストで笑ってしまったので負けです
イワシ

イワシの感想・評価

3.5
ディック・ショーンの死を知ったドナ・ウィルクスがデカい銃(護身用のチビ拳銃から持ち替えて!)を片手にぶら下げてハイヒールをかき鳴らしながら夜のストリートを堂々と闊歩するシーンが素晴らしい。殺人鬼ジョン・ディールとの追跡劇を劇伴こそあるものの銃声とハイヒールだけでかなり長く撮ってるのも良かった。

ドナ・ウィルクスの拳銃とハイヒールがロリー・カルホーンの二丁拳銃と拍車の音として変奏されるラストも好き。待ち望んでいた父親の帰還か。
主人公の中学生が娼婦をやっていて、キチガイサイコキラーと戦う話なのだが、事前に『ラブ・イン・ニューヨーク』を見ていたせいか都会の夜に艶がなくて残念に感じてしまった。
路面が濡れてないから、地面から白い湯気が立ち上がってないからだろう。

撮影監督だれやと思って調べるとアンドリュー・デイヴィスだった。撮影監督より監督の方が才能ありそう。
刑事との車の中の場面で刑事がライターを付ける手が震えるという描写もなんかすんごいベタすぎる演出だなと。
築浩

築浩の感想・評価

2.6
9/10:シネマカリテ
[SCREEN]#2
2022-328
未記録100本以上の為、記録のみ
ハリウッドで昼は優等生のモリー、夜は娼婦のエンジェルとして生活する2つの顔を持つ高校生が主人公のクライムスリラー。
コンパクトできっちりスピード感ありで面白い。
レズビアン&ゲイ映画祭で上映されてたみたいだが(最優秀作品観客賞取ってる)、メイの存在からかな?

主人公は学校には通うものの境遇がわりと悲惨で、一歩間違うとドラッグまみれ犯罪まみれの世界に浸ってズタボロになってしまいそうだが、そこは仲間に恵まれていてドン底まではいってない。
でもまあ娼婦をやらざるを得ない理由とかもあって世知辛さがあるし、きらびやかなLAの裏の部分も垣間見える。

娼婦を狙った連続殺人事件発生、モリーの仲間も殺され、自身にも危機が迫るが……
刑事がイイ人だったのもよかったし、変に恋愛に持ち込まないストーリーもよかった。
モリーの仲間も個性的でキャラ立ってる、学校の先生もなかなか強気で面白いキャラだった。

80年代の映画のチープさはあるけど十分楽しい。

とにかくモリーがかわいい。あんな高いヒールで全力激走するのはちょっと驚いた。ヒールで走ることはよくあるが、あの靴であそこまでの本気疾走はすごい😂
(あんな激走したらコケるよと思いながら見てた)
パンフによると、この映画のテーマはハリウッドの街そのもの、とのこと(うろおぼえ)。

つまりハリウッドとは、退廃と堕落の巣窟、汚れた欲望に満ちたハレンチなビッグ・バッド・シティであると同時に、罰当たりな落ちこぼれや敗れた夢を捨てられない放浪者、不埒なはみ出し者でも、受け入れてくれる懐の深い街なのさ……というわけである。

それは、ハリウッド・ブールバードにおいて観光客あいての大道芸で食いつないでいる人々を見せていることからも明らかだろう。そういえば、トラボルタ主演の『ハリウッドの狂愛者』でも出てきてましたね、ココ。

そんな理由から「昼は優等生、夜は娼婦」という矛盾したキャラクターが着想されたのだろう。ハリウッドのような魑魅魍魎がうごめく街には、こんな人物でも存在できるはずだ、と。であれば、名はエンジェルでしかありえない。なぜか?

ハリウッドの住民でありながら、彼女は他とは違う、特別な人物だから。
道徳と悪徳を同居させつつ破たんしない意志の力、すなわち子供の持つ親への純粋な愛情の並外れた強さが彼女を成り立たせているからである。

エンジェルが単なる名前でなく役割であることは、シリアルキラーとの対決を決意した直後、教会を後にする彼女のショットを見れば一目瞭然。バッチリキマっていましたね!

ラストは???な感じでしたけど、人間の問題は人間で片を付けるべき、ということなのかな、とも思いました。
あと、設定だけですでに面白いのに、さらにサスペンスアクションを加える必要があったのだろうか……

ところで、この映画にはテーマソングがあって"SOMETHING SWEET" by the Allies 1984 となってました。フツーにアリーズで調べると別のが検索に引っかかってしまう。ようつべにも落ちているので、意外にこの映画は人気があることがうかがえて面白い。
弛緩したノリから終盤の疾走するエンジェルで画面の締まり具合のカタルシスがやばい この箇所は撮影部も気合入りすぎていてなんなら浮いてるくらい 通行人ビビりまくってるところが良い演出
トドメはエンジェルに決めてほしいという粗もあるけど西部劇爺さんの面白さが勝つ そして殺すや否や即映画終わりのカンフースタイル
もっとこういう粗がありつつも普通にクソ面白い映画を有り難がらないといけない アメリカ映画最高
safi

safiの感想・評価

3.8

あやうい女子高生の夜の顔と昼の顔の二重生活に銃なんてその組み合わせだけでもう最高。

古き良きアメリカ全開で、

出てくるキャラクターも全員魅力的だった。

夜のハリウッドを闊歩する美しい娼婦たち、夜でしか生きられない心優しき人々。

絶妙な均衡を保って日々を必死に生きていたモリーの平穏は音を立ててあっという間に崩れ去ってしまったけど、その先にきっと再生や希望がある。

そんな終わりでよかった。
まつり

まつりの感想・評価

3.5
この年代に流行ったサイコスリラーの流れ。主人公の娼婦の高校生や刑事は今見ると古臭いが、レズの管理人は今風で素晴らしい演技!時代の先を行ってたんかな。

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