平成初期の日本。
社会から取り残されたような男女は兄と妹。
女はいかにも平成初期らしいファッションに、兄が好きだったと思われる男物のライダースジャケットを羽織っている。彼女は身体を売りながらクーラ…
美しく、危うく、退廃的な映画だ
猫は川に捨てられ、ビルは解体され、鏡は割れて、照明は割れる
円滑な物語進行を妨げる不穏さを隠そうとせず、なお同時進行にそれでも美しい
進むほどにどん詰まりになるのにい…
やたらスローなニュアンスで感じ取ってくださいと言わんばかりのテンポ感がダルすぎるだろと思ってたらラスト付近で急にめちゃくちゃ面白くなる。工事の現場で解体される建物だったり、兄がやたらと執着を見せる鏡…
>>続きを読む何となく以前から気になっていた「三月のライオン」を初鑑賞してみた。サブスクには無いので、より気になったのかも知れない。そんな監督は矢崎仁司。
はっきし言って監督作品では「ストロベリーショートケイク…
当時見た覚えがあって、二度目。公開された1992年よりもう少し前、80年代末期の空気感を感じる。ストーリらしいストーリがないこの映画に魅力を感じるのは不思議だ、本当は不思議でもなんでもないけど。環境…
>>続きを読む矢崎監督の最高傑作だといまだに思う。
アイスキャンディーが食べたくなる映画。
そして、名優、趙方豪さんを見るためにある映画。
いろんなことが、よみがえってくる。
高校生の時にこの映画を見に行…