マジシャンズの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「マジシャンズ」に投稿された感想・評価

Lily

Lilyの感想・評価

3.9
96分ノーカット撮影した映画のようで演劇のようなライブ感は斬新だった。全編オープンセットの中で過去と現在が交錯する。カメラ1台にするだけで記憶のレンズを大きくする。この作品を韓国映画のNo. 1に挙げてる文化人もいるくらいで妙なインパクトがある。
miyagi

miyagiの感想・評価

2.0
ストーリーが単調すぎる。
ドラッグに溺れ、酒に溺れ死んでいったメンヘラ女を弔うために集まった元バンド仲間。
芝居も舞台演劇っぽい大げさなもので、設定もセリフも厨二病っぽい。
ワンカット映画は当時としては意欲的で挑戦的かもしれないが、
ピンがあわないところが多かったし、移動も少ない。
シーンのブリッジに衣装を変え、それっぽいメイクをするのもあざとく、やらなくていいと思った。

後の松江哲明ライブテープ、松居大悟アイスと雨音のほうが、
ワンカット映画としては優れていると思った。
GAYA

GAYAの感想・評価

4.0
まるで演劇の舞台をそのまま撮影してるような95分のワンカット。

切なくてちょっと可笑しくてシュールな映画。

ラストのSylvia演奏シーンはやはりグッとくるし、これを作ったLOVEHOLIC は私も好きですが、やはり素晴らしいアーティストです。

主演の亡くなったギタリスト役のジャウンは、確か「箪笥」というホラー映画でめっちゃ痙攣起こす人かな?
くぅー

くぅーの感想・評価

3.9
登場人物は4名+1名で、セットは酒場と森だけ・・・現在と過去へのトリップを見せるのだが、光線等を巧みに操り、納得のマジックを見せる。
幻想的な雰囲気作りも流石で・・・ラストも王道ながら、音楽好きにはたまらない締めくくりに。
そう、95分ワンカットの長回しの離れ業ゆえ、緻密な準備をしたソン・イルゴン監督に、ステディカムを持ち続けた撮影監督・・・大変お疲れ様でした。
石橋蓮司顔で味のあるチャン・ウンインに、渋いチャン・ヒョンソンに、難役をこなしたイ・スンビ嬢・・・グッジョブでした。
Nao

Naoの感想・評価

3.5
森のカフェに集まった元バンドメンバーが過去を回想する。全編ワンカットの異色ドラマ。冒頭から才気溢れてるんだけど、中盤から長回しの緊張感は途切れぎみ。日常風な演劇作品。
大晦日の夜、バンドのメンバーの命日に集まる元メンバー達の一夜の物語。
95分ワンカメでの撮影は正にライブ感が観ている側にビシビシ伝わって来る。
そしてラストの奇跡の1曲にはただただ涙が溢れるばかり。それにしてもLOVEHOLIC「Sylvia」名曲だよなぁ…。
十六夜

十六夜の感想・評価

3.5
長回しのスゴさに圧倒されました。不思議な世界がぶれずに進み、ラストのライブシーンに酔いしれた。
OASIS

OASISの感想・評価

3.3
大みそかの夜、森の中にあるカフェでかつて自殺したメンバーの命日の為集まったバンド仲間「マジシャンズ」の話。

全編95分をワンカットで撮ったという映画。
こういう手法の作品は初めて観たが、過去、現在が切り替わる瞬間のスムーズさに見入ってしまった。

冒頭、一人の女の子が森の中から出て来て何やらギターを弾き踊りながらフワーと浮き上がったかと思えばカフェの2Fに侵入し、そこで会話をしている男二人組の元へと近付いて行く。
しかし、二人は彼女の存在にお構い無しに話し続け、彼女も抱き付いたり勝手に飲み物を飲んだりちょっかいを出す。
そこで、二人の会話からどうやら今目の前に居る彼女は自殺した女性ジャウンであるという事が分かるという出だし。
ジャウンが画面に現れては消えてを繰り返してちょっと鬱陶しいのだけど、女優の仕草やらが可愛いので男二人の会話よりも彼女の動向を尻目に見ている方が楽しい。
ちょっとコント的な面白さもあったり。

やがて男が奥にある階段を登り始めるとカメラもそのままそれに着いて行き、二階に上がっていくとそこには自殺する前のジャウンが居て、過去の話へと戻って行く。
現在→過去や過去→現在へと移行する瞬間、メイクをしてみたり照明をつけてみたりそしてリバーシブルな服を着替えて中や外に歩いて行ったりと、まるで演劇か舞台かというように場面が移り変わって行くのが面白かった。
ジャウンが建物から飛び降りるシーンのカーテンの使い方が絶妙で、一つの場面の中に現実とファンタジーが共存しているかのような絵作りに映画とも舞台とも言えない不思議なものを見ている感覚を覚えた。

画面から姿を消している間に衣装をチェンジして、いかにカメラに映り込まないかと思案し模索し、計算する撮影現場の苦悩は伝わって来た。
正直、話としては全然驚きも無いしバンドメンバー間の嫉妬渦巻く恋愛事情がある訳でも無くドラマも薄いしで目新しさは感じられない。
演技を始める前に実際の動きを猛特訓する演者達や、いかに視界から障害物を消そうかと苦労しているスタッフ達を映したメイキングシーンの方が興味深くて為になるのではと思った。
ワンカットで過去と現在を往復する世界観がとても好き。
儚くも大きな愛に包まれていて、最後のシーンは涙が抑えられなかった…
Edmond

Edmondの感想・評価

4.6
変わった映画見たい人にはオススメ。 なんとなんと、全編95分、ワンカット映画!すごい大変!