事実が隠されていることによる不信感がある一方で、事実を語らないという正義もある。
しかし事実を知らないと、事実をあえて隠そうとする人が貫く正義を完全に理解することができない。そのため対話は平行線と…
初公開時に見逃し、今頃、初鑑賞。
田中角栄殺害の看板を載せた街宣車と、その後ろを行く数台の自家用車。
養父大杉(兵庫の奥地)の結婚式の媒酌人を勤める奥崎が、新郎の前科と、自らの前科3犯を語る、トン…
●冒頭 場面設定
「田中角栄を殺す」が大々的に描かれているシャッターに車。
その後、結婚式のあいさつでノーナレで自分の犯罪歴、思想を語ってもらうのは圧巻だった。説明がいらずに、理解できる(さすがに犯…
戦争に対しての知識の無さを思い知らされた。
この映画と対峙するには無知すぎた点、恥じなければならない。
(以下、内容及び過激な表現記載)
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物語は、終戦後23日経…
せ、戦争は良くねえ〜〜〜〜
奥崎謙三を見てても口が重い元軍人たちを見ててもひたすら「戦争は良くねえ」という言葉しか浮かばない。
でも奥崎謙三は元から血の気は多そうだし、戦争が生んだモンスターというよ…
授業でドキュメンタリー映画についてまとめて形式とかタイプ分けされた意味がわからなくて悔しかったんだけどこの映画に出会えたことだけは誇れる。
そもそも、ドキュメンタリー映画とフィクション映画の差…
狂うほど面白いけど、奥崎謙三がカメラの前に立つことを意識しすぎていることがドキュメンタリーの良さを少し消してるような…。でもそれも踏まえてのドキュメンタリーなのか…
本物・本当の声を映すというより…