夜観て怖かったら困るので昼間に観ましたが、ホラー要素はあまりなく、ケンくんを巡るやきもちや、絶対離さない宣言にゾーッとさせられました。
ケンくんがユキさん(マネキン含む)を後から抱きかかえる場面が…
3Dモニターで鑑賞。
リチャード・フライシャーの『絞殺魔』(68)をかなり意識していた。
“私は何故、ヤッてしまったのか?”が迷宮入りの主人公へ、ヘンリー・フォンダさながらの刑事が“空間性を持って”…
柳楽優弥演じる主人公ケンは遊園地内のお化け屋敷で2人の女性を殺害した容疑者として取り調べを受けている。しかし彼は10年前に同じお化け屋敷で行方不明になった少女ユキの事を話し続ける…。現在も富士急ハイ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
3Dで、あの、日本で1番怖いと言われているお化け屋敷を舞台に、ただ怖さだけでなく美しさまでも感じてしまう、不思議なホラー映画だった。
幼い頃、戦慄迷宮で置いてけぼりになってしまい亡くなった悲しみに…
『ラビット・ホラー』と同じく、公開時には『戦慄迷宮 3D』として3D上映されていた作品。ひとつの事象をあらゆる角度から語り直すことで“立体的な”真相を徐々に浮かび上がらせる構成。そこに清水監督ならで…
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